高取山の登山記の続きです。
高取城の本丸の南側に並ぶ紅葉の木々。
茫漠と霞む台高と大峰の山々。
同じく少し南東側の台高と大峰の山々。
西側から、本丸全体を見渡す。
広大で、気持ちがいい。
二の丸の紅葉を見下ろす。
北西の隅には、一段高い天守閣跡がある。
天守閣跡に上がる。
天守閣跡から見る金剛山。
紅葉越しだと、味がでる。
同じく、天守閣跡から見る葛城山。
天守閣跡から見ると、本丸への虎口の仕組みがよくわかる。
曲がりくねった通路に進攻が手間取ると、上から弓矢や鉄砲で射抜かれる。
さて、猿石を向かうとするか。
二の丸の真っ赤な紅葉を惜しむ。
城跡への入口に戻ってきた。
左から来たのだが、まっすぐ進む。
植林の中を下る。
所々、門跡の石垣に出会う。
国見櫓跡別れに来て、左に入る。
わりとすぐに国見櫓跡に到着。
ここからの眺めがいい。
大和を見渡すことができる。
北には、大和三山が見える。
小高い森が、それ。
右から、天香久山、耳成山、少し離れて畝傍山。
正面には、二上山。
西に高取町を見下ろす。
元の道に戻って、さらに植林の中を下る。
猿石が置かれている別れ。
猿石。
注意書きによると、元々ここにあったものではなく、高取城築城の際、明日香から持ってこられたものだと。
飛鳥時代の作。
何をイメージしたものか?古代の謎だ。
高取城跡も紅葉も満喫した。
さあ、戻るとするか。
後は、来た道を戻る。
道路近くまで下山して来て、夕日に烟る葛城山とススキ。
二上山とススキ。
駐車場まで戻ってきた。
歴史を感じる軽い山登りのつもりで、来たのだが、
思いがけず、広大な高取城跡に感銘を受けた。
過去に結構城や城跡を見ているが、ここはスケールといい、建築物は残っていないが、豊富に残っている城石といい、素晴らしい。
そして、なんといっても、城内の紅葉が見事だった。
ここはオススメである。
山登りが面倒なら、車で高取城跡すぐ手前まで来ることができる。
紅葉の今が絶対。
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