山上ヶ岳 (3) ~まとめ : 新緑を愛でる~

 奈良県吉野郡天川村にある山上ヶ岳1719 mに登った(2017/06/01)。
柏原ICから165号線、24号線、309号線で南に、天川村から21号線で洞川を通り越して、清浄大橋手前の有料駐車場に車を停めた。

 林道をずっと歩いて、レンゲ坂谷を登って蓮華辻へ、そして山上ヶ岳頂上へ、下りは西の覗き岩、鐘掛岩、洞辻茶屋から毛又谷を下って、清浄大橋に戻った。


清浄大橋手前の有料駐車場。
この道を歩いていく。

左手に清浄大橋。 帰りはこちらから戻る予定。
やり過ごす。

20分ほど林道を歩く。

凄いオシダの群落を発見。

林道突き当りが登山口。

緩やかな道を歩いていく。

沢の水がとても綺麗だ。

新緑がとても鮮やかで、谷深い感じがいい。 このコースを選んで良かった。

ここで左手に。 ここから緩やかな登りから急登りに変わる。

新緑の中を登って行く。

深くて美しい新緑。

緑が薄くなってきた。 尾根が近い。

蓮華峠に到着。 疲れた。 一休み。
女人結界門を潜って、頂上に向かう。

この辺りは、岩稜の峰。

シャクナゲが盛りだ。

頂上近くが見えてきた。

尾根の自然林の中を歩いていく。

大日ヶ岳と稲村が岳が見える。

頂上に何かいるぞ。

鹿だった。 こちらを見てる。

分岐に到着。 右へ。

あそこが頂上だ。
ここは、お花畑と呼ばれている。

山上ヶ岳頂上には、自然石が祀られていた。

お花畑に戻って、昼食。
目の前には、山々が広がっている。

とんがり大日ヶ岳と稲村が岳が目立つ。

お花畑の北隣に大峰山寺の本堂がある。

そこから北西に参道を下って行く。

登山道と宿坊への分岐。 左へ。

この辺りの新緑も目に鮮やかだ。

左に岩の上に西の覗き。
子供と外人がやってもらっていた。

絶景が広がっている。 大日ヶ岳と稲村が岳。

いい感じの新緑の道。

道脇に役行者の像。

鐘掛岩と下山道の分岐。
鐘掛岩からの展望が素晴らしいらしいので、寄って行く。 右へ。
数分で着く。

鐘掛岩。

鐘掛岩に登る。 こちらから登るのは、簡単だ。

鐘掛岩に登ると、像が置いてある。

奈良方面。
ここが、一番の絶景だ。 来るべし。

山上ヶ岳を振り返る。 平だなあ。

下を覗くと、陀羅尼助茶屋とこれから歩く尾根道が見える。
ここから下るのは、危険。 登るのは行けても。 先ほどの分岐に戻り、左の下山道へ。

下って行く。

陀羅尼助茶屋の中を通って行く。 

尾根道を軽快に歩いていく。

洞辻茶屋も通り抜ける。

すぐで、洞川と大天井岳の分岐に出会う。 ここを左へと尾根から離れ、下って行く。

自然林の中を下って行く。

やがて、植林に変わる。 つまらない。

一本松茶屋の中で少し休む。

一の世茶屋跡を通り過ぎて、

緩やかに歩いていくと、

女人結界門に到着。
その先の清浄大橋を渡って、駐車場に戻った。

 レンゲ坂谷と頂上付近の尾根の新緑が素晴らしかった。
レンゲ坂谷も自然が濃くていい。 周遊すべき。


今回の山上ヶ岳 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車場10:00 → 登山口10:20 → 12:00蓮華辻12:05 → 12:50山上ヶ岳頂上13:20 → 14:00鐘掛岩14:10 → 14:40洞辻茶屋14:45 → 15:35一本松茶屋15:40 → 駐車場16:15

山上ヶ岳の登山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


オオモミジ(地点A)。

灰褐色で縦筋のあるオオモミジの樹皮。

7裂で、イロハモミジ・オオモミジ。
単鋸歯か小ぶりな重鋸歯なので、オオモミジ。

バイケイソウ。

オオイタヤメイゲツ。

オオイタヤメイゲツの樹皮。

11~13裂のオオイタヤメイゲツの葉。
鋭い重鋸歯。
やや横に広い葉形。

イワカガミの小群落(地点B)。

イワカガミ。

草原に立つコメツガ(地点C)。

コメツガの樹皮。

葉は短いコメツガ。
葉先は鈍く、わずかに凹む、葉裏に2本の白い気孔帯がある、コメツガの葉。

オオカメノキ(地点D)。

オオカメノキの樹皮。

円形の葉で、基部が湾入するオオカメノキの葉。

白い大きな花の装飾花と、それに囲まれた小さなつぶつぶの両性花。
大きさに違いがあってもちゃんと5つに分かれているオオカメノキの装飾花の花弁。
ヤブデマリの装飾花の花弁は不規則に五深裂し、1~2個の裂片が極端に小さい。

ナナカマド。

平滑で時に浅く縦・裂、灰色のナナカマドの樹皮。

よく尖る鋸歯の羽状複葉。
赤い葉軸。

モミ(地点E)。

白っぽく平滑なモミの樹皮。

葉軸が茶色なので、モミ・ツガ・トウヒ
葉先が二叉なので、モミ。

モミの新芽。 これが目に付いたので写真に撮った。

ミズナラ。

ミズナラの縦・裂の樹皮。

先太りの葉で、コナラ・ミズナラ。
葉柄がごく短いので、ミズナラ。

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