京都の笠置町にある笠置山288mに登った(2018/11/21)。 紅葉を見に。
163号線で木津川沿いに東へ、笠置大橋を渡って左へ、笠置キャンプ場の標識の所の細い道を右に入る。 笠置キャンプ場に車を停めた(¥500)。
コースは、笠置寺まで登って、行場巡りをして、笠置山頂上へ。 柳生方面への道を通って、三角点へ。 そこから北に布目川発電所へと下った。 そこから布目川沿いを歩いて天照御門神社まで行って、布目川発電所に戻り、木津川沿いに笠置キャンプ場に戻った。
麓から見た笠置山。
ゲートを潜ると、
ここが登山口。
自然林の中を登って行く。
一旦道路に出て、ここを左に入って、登ると、
笠置寺。 入場料300円を払って、行者巡りのコースに入る。
大岩の当たりの紅葉がとても美しい。
正月堂の前の摩崖仏。
大火のため彫られた像が消えてしまっている。
後醍醐天皇が鎌倉幕府打倒を画策して元弘の乱を起こし、この笠置山に籠城するが、幕府軍の前に落城して捕らえられる。 その際、寺が焼かれた時に焼失したそうだ。
コースを少し歩いた所にも摩崖仏がある。 こちらは、残っている。
胎内くぐりを潜って、
この平等岩の上からの眺望が素晴らしい。
木津川の峡谷が美しい。
二の丸跡。 ここの真紅の紅葉も美しかった。
貝吹岩と行在所跡への分岐。
まず、右の貝吹岩に向かう。
左下には、自然公園。
自然公園の紅葉が真っ盛りだ。
この石碑の右に貝吹岩がある。
左に下る道があり、自然公園に降りる。
公園の紅葉を堪能しながら、ここのベンチで昼飯を食べる。
見上げた紅葉がとても鮮やか。
降り積もった紅葉の落ち葉も美しい。
この奥の道を上に上がる。
後醍醐天皇の行在所跡への階段を登る。
行在所跡。 ここが、笠置山の頂上でもある。
階段を下って、コースを歩くと、大師堂の横を通ってスタート地点に戻って来た。 正面に鳥居が見えたので、そこを潜って階段を登ると、
稲荷社の林もいい感じ。
戻って、笠置寺を出てすぐに、
笠置寺を出てすぐの分岐を柳生方向の左へ。
歩いていく。
道路に出会って、少し道路を歩いて、
ここを左へ。
松茸山入山禁止の標識がある。 時期外でぎりぎりセーフ。
意外に広い道。 ここを右へ。 わずかに赤テープがある。
倒木があるが、ここも右へ。
ここは標識通り左へ。 もっとも右にはフェンスがあって入れないが。 ここから所々藪道っぽい所がある。
三角点への標識が、道の真ん中に倒れていた。
左手のここが三角点への入り口。
すぐで、ここが三角点。 展望はない。
戻って、そのまま進んで行く。 ゴルフコースの左手を歩いていく。
植林や自然林の中を少し急坂を下って行く。 あまり人が歩いていないのだろう、藪っぽくなっていた。
踏切に出た。 振り返って撮った写真。
関西本線。 この右手に、
布目川発電所がある。 このまま戻ってもいいが、布目川沿いを散策することにする。 東に布目川沿いを歩いていく。
甌穴群。
布目川の中洲の大きな木。 少し先の橋を渡って、
村に入って行く。 右も道に入ると、
天照御門神社がある。
ここまで。 ここから戻ることにする。
先ほどの下山口まで戻って、踏切を渡り、線路の右手、木津川の左手を歩いていく。
ここは、歩いていても気持ちがいい。
笠置大橋まで戻って来た。 向こうに笠置キャンプ場。 但し、間に川があって、直接キャンプ場には行けない。
一旦左手の道路に出て、キャンプ場に戻った。
笠置寺の紅葉が真っ盛りで、とても綺麗だった。 あと、平等岩の上からの木津川の眺望も良かったかな。
三角点までと北への下り道は藪道っぽくなっていて、気分が良くないが、木津川のほとりを歩くのは良かったかな。
今回の笠置山 の登山コースです(但し、笠置寺から三角点までのコースはいい加減です)。
(コースタイム)
笠置キャンプ場10:35 → 登山口10:40 → 笠置寺11:05 → 11:35自然公園11:50 → 笠置山頂上11:55 → 分岐12:10 → 分岐12:25 → 12:45三角点12:50 → 13:35布目川発電所13:45 → 天照御門神社14:05 → 布目川発電所14:20 → 笠置キャンプ場14:50
笠置山で出会った樹木を紹介します。
真紅の紅葉のヤマモミジ(地点A)。 ヤマモミジはオオモミジの変種。 標識にヤマモミジと書かれていた。
灰褐色で縦筋のあるヤマモミジの樹皮。
7裂の重鋸歯のヤマモミジの葉。 9裂も混じる。
タカノツメ。
白っぽくて平滑なタカノツメの樹皮。
三出複葉のタカノツメの葉。
小さい鋸歯、長い葉柄、短枝によく束生する。