冠山の登山記の続きです。
(コースタイム)
冠山峠12:20 → 1156mのピーク12:50 → 冠平13:40 → 13:55冠山頂上14:30 → 14:55冠平15:05 → 15:50 1156mのピーク15:55 → 冠山峠16:10
冠山の登山で出会った樹木を紹介します。
コシアブラ(地点A)。
尾根を歩いていると、とてもよく見かけた。
コシアブラの灰白色で平滑の樹皮。
5枚の掌状複葉で、コシアブラ・トチノキ。
先が糸状の鋸歯で、コシアブラ。
ブナ(地点A)。
ブナも多かった。
ブナの灰色で平滑の樹皮。
葉の縁が波形。
葉の下よりで太い。
側脈が7~11対。
冬芽が細長くて尖っている。
ナナカマド(地点A)。
ナナカマドの平滑または縦・裂の樹皮。
やや横長の皮目。
鋸歯の羽状複葉。
赤い実でナナカマド。
ミズキ(地点A)。
ミズキの縦・浅い裂の樹皮。
湾曲して長く伸びる側脈の葉で、ミズキ類・ヤマボウシ。
葉が枝先に集まっているので、ミズキ。
浅い裂の樹皮で、ミズキ。
ミズナラ(地点A)。
ミズナラの縦・裂の樹皮。
但し、普通こんな感じではない。雪の多い所では、こうなるのかなあ。
先太りの葉で、コナラ・ミズナラ。
葉柄がごく短いので、ミズナラ。
ヤマウルシ(地点B)。
葉を取らなくて良かった。
もしかしたらウルシかなと思ったので。
取っていたら、樹液が出て、かぶれるところだった。
ヤマウルシの縦・筋の樹皮。
奇数羽状複葉で、ヤマウルシ、ヤマハゼ、ハゼノキ。
基部の小葉は小型で丸みが強いで、ヤマウルシ。
ウワミズザクラ(地点C)。
横向きの皮目が少しある、ウワミズザクラの樹皮。
蜜腺はある場合とない場合がある。この葉はなかった。
葉脈のしわが目立つ。
ツタウルシ(地点C)。
三出複葉。 赤い葉柄。
ナンゴクコミネカエデ(地点C)。
ナンゴクコミネカエデの灰色で縦・筋の樹皮。
5裂、重鋸歯で、コミネカエデ、ナンゴクコミネカエデ、ミネカエデ。
基部の裂片がよく伸びているので、ナンゴクコミネカエデ。
美しいブナの谷(地点D)。
頂上に多く生えていた低木のハナヒリノキ(地点E)。
葉脈のしわが目立つ、ハナヒリノキの葉。