魚谷山 (3) ~まとめ : 思いかけず見晴らしの良い稜線に出る~

 6月の話になるけど、書き損ねていたので。

 京都府にある魚谷山816m登った(2016/06/10)。
京都南ICから、1号線、堀川通で北上、加茂川沿いに北上、そして中津川沿いに北上して、林道分岐点を右へ、やがて舗装が終わってしばらくの駐車スペースに車を停めた。1時間10分かかった。


道幅の広い所に車を停めた(振り返って撮った写真)。
これ以上進むと、土砂崩れで車は進めなくなっていた。

しばらく歩くと、右手に橋が見えた。
樋ノ水峠からの道。 こちらから戻ってくるつもりだったのだが。

崩れ切った直谷山荘。

麗杉荘。
林道を進んで行く。

谷の分岐に出会う。

そこに懸かる橋を渡る。
ちょっと怖い。

沢沿いの道を進んで行く。

緑が気持ち良い。

右に分岐。
ここは、まっすぐ。
帰りはこの右に進むつもりだったんだが、見逃してしまった。


ここは、今西綿司のレリーフがある谷。

今西綿司のレリーフ。

この辺りは、本当に緑が気持ちよい谷だ。

谷沿いの道が続く。

ここを登り詰めると、

柳谷峠を左へ。

なだらかな緩い谷を登って行く。

ここを登ると、

魚谷山頂上に到着。
展望はない。
ここで、昼飯。

来た道を登る。
途中、滝谷峠へ向かう道に入るつもりだったのだが、分岐に気付かず、

橋の所まで戻ってしまった。
しょうがない。
橋を渡って、左へ。

クリンソウの綺麗な花が咲いていた。

アップで。

どこかで、右に入る道があったはずなのだが、気付かず、道なりに進む。

魚谷峠に逆戻りしてたのかな? どこかよくわからない。

多分、もう東の尾根に向かう谷に入っていたんだと思う。
段々暗い谷になっていくが、リボンはあった。
そして急登を登ると、尾根に出た。
しばらく、どこにいるのかわからなかったのだが、魚谷山から一旦東に延び、それから南に延びる尾根に出た。

あせっていたが、冷静になると、えらく見晴らしの良い所に出たなと思った。
左のピークは魚谷山。

南西方向の眺め。

北方向の尾根。
木が切られて、独得の景観になっている。

さて、尾根を南に進んで行く。
滝谷峠に出るはずだ。

尾根道を歩いていく。

滝谷峠に出た。
一安心。
当初の予定では、貴船山に向かうつもりだったが、少し疲れた。
戻ることにした。
ここを、右へ。

谷を下る。

ここに右から出てきた(振り返って撮った写真)。
なるほど~。
本当は、ここを右へ行きたかったんだけど。
石堤の上に道が伸びている。
これは、間違うは。

右を向くと、良く見ると、木に標識が取り付けられている。
しかし、目の前に道が伸びてるからなあ。
あとは、来た道を戻った。

 道を間違えたおかげで、尾根から魚谷山を見晴らせる景色を見ることができた。
ちょっとスリルもあったし。
細ヶ谷も感じの良い谷だったな。


今回の魚谷山 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車スペース11:35 → 麗杉荘12:05 → 分岐の橋12:15 → 13:05魚谷山山頂13:35 → 分岐の橋14:30 → 尾根上15:10 → 15:35滝谷峠15:45 → 分岐の橋16:05 → 駐車スペース16:35

魚谷山の登山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


シンジュ(地点A)。

灰白色。皮目が多くて滑らか。老木では、縦に浅い割れ目ができるシンジュの樹皮。


小葉の基部に1~3対の鋸歯があるが、それ以外全縁の羽状複葉のシンジュ。

フサザクラ(地点B)。

褐色~暗褐色で、若木では横長の皮目が目立つフサザクラの樹皮。

葉先が尾状に伸びる、所々飛び出す鋸歯、葉柄が長い、葉脈が裏に突き出すフサザクラの葉。

実は翼果。
フサザクラの葉裏にカエルの卵を発見。

ウツギ。

樹皮は灰褐色、短冊状にはがれる。枝は暗褐色のウツギ。

対生で、羽状複葉にも見えるウツギの葉。

白色の花を多数下向きにつける。花弁は5個。

(地点C)。

なんて、草かな? よく山でみかけるんだけど。
緑がとても綺麗。

シラキ(地点D)。

白っぽく縦スジのあるシラキの樹皮。

側脈は平行に並び縁の手前で?がるシラキの葉。
葉身基部に一対の蜜腺。

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