火打山の登山で出会った樹木を紹介します。
今回は、紅葉が綺麗だったので、紅葉の樹木を。
場所は、笹ヶ峰の登山口から黒沢の出会いまでの自然林。
コシアブラ。
コシアブラの灰白色で平滑の樹皮。
5枚の掌状複葉で、コシアブラ・トチノキ。
先が糸状の鋸歯で、コシアブラ。
オオカメノキ。
オオカメノキの樹皮。
円形の葉で、基部が湾入なので、オオカメノキ・ヒトツバカエデ。
先がほぼ丸いので、オオカメノキ。
こちらは、オオカメノキの黄葉。
クロモジ。
クロモジの樹皮。
葉が枝先に集まっている。 枝が緑色。
葉先がやや鈍い。 ちぎると芳香がしたので、クロモジ。
ハウチワカエデ。
ハウチワカエデの樹皮。
紅葉しきれずに、斑になってしまっている。
9裂で、オオモミジ・コハウチワカエデ・ハウチワカエデ。
重鋸歯が大ぶりで鋭いので、ハウチワカエデ。
葉裏の基部に白い綿毛。
ウワミズザクラ。
横向きの皮目が少しある、ウワミズザクラの樹皮。
蜜腺はある場合とない場合がある。
葉脈のしわが目立つ。
今回も、ウワミズザクラとはわからず、”この木なんの木”サイトで教えてもらった。
赤い枝が、見分けるポイントになるかと思ったのだが、枝も紅葉するのかな?
ウリハダカエデ。
ウリハダカエデのの縦・筋の樹皮。
3~5浅裂で、ウリハダカエデ・ホソカエデ・テツカエデ。
葉柄に溝で、ウリハダカエデ・ホソカエデ。
脈上に赤褐色の毛でウリハダカエデ。
多分、ヤマウルシ。 赤い枝がポイント。
基部の小葉が小型で丸みがあるのが確認できれば、間違いないのだが。
樹液でかぶれるので、触る気になれない。
これも、多分、ヤマウルシ。
オオシラビソ。
富士見平近くで多く見かけた。
オオシラビソの樹皮。
はね状の針状葉。
葉軸が茶色なので、モミ・ツガ・トウヒ・シラビソ・オオシラビソ。
刃先は鈍く凹むので、ツガ・シラビソ・オオシラビソ。
葉枕がないので、シラビソ・オオシラビソ。
ちぎると、柑橘系の匂いがするので、オオシラビソ。