京都・亀岡にある半国山に登った(2019/04/27)。
372号線を宮前を過ぎてから左に入って、宮川神社前の道路に車を停めた。
コースは、宮川神社前から北に道路を歩いて、赤熊登山口から登って、牛つなぎ広場に行く予定が、道を間違えて、烏帽子岳の南の鞍部に出て、そこから南下、ピークを乗り越え、牛つなぎ広場へ、さらに南下して半国山頂上へ。 下りは南へ、るり渓分岐を東へ、金輪寺へ下って、宮川神社前に下山した。
宮川神社前。 少し道路が幅広くなっているので、左隅に車を停めた。
正面が登山口だが、ここから登らず、右手に赤熊登山口へと道路を歩く。
左手に、桜が咲いていた。
半国山を見上げる。
ここを左へ。
まっすぐ、山に入っていく。
獣除けの扉を開けて、林の中を歩いて行く。
クスの木と祠に出会う。 登山ポストがあるので、ここが登山口になるのかな。
ここから岩が多いので、左よりの踏み跡を歩く。
土の道になる。
登っていく。
音羽渓谷に入ると、小さな滝が連続する。
いいね。
ここが不明瞭な場所だった。
正面に赤リボンが見える。 うろ覚えだが、この少し前にあった分岐を道なりに右に進んでしまったのが間違いだったと思う。
ここを正面に進むと、やぶっぽくなり踏み跡が薄い。
ここを左手に進むも、踏み跡が薄い。
迷いながらも、何となく左手を進む。
うろちょろしながら登り、左手に道がありそうな雰囲気だったので、左手に進むと、
道に出た。 ほっと一安心。
谷を上り詰めて行くと、
鞍部に出た。 ここをてっきり牛つなぎ広場と思っていたのだが、烏帽子岳の南の鞍部だった。
左へ。
小ピーク。 こんな所にピークなんてないはずなのだがと不審に思いながらも、リボン通り進んでいく。
下っていくと、
牛つなぎ広場に出た。
えっと思ったが、ここで右の谷に入ってしまったのだなと理解した。
そのまま南へ。
緩やかに登っていく。
幅広い尾根を登っていく。
最後、アセビのトンネルを抜けると、
そこは、半国山山頂だった。
だだっ広く開放的な山頂だ。
東。
南。
堂々たる愛宕山とその右肩に頭を出している比叡山。
亀岡。
六甲山。
剣尾山(右)。
ここで昼飯。
南へと下山していく。
るり渓分岐を左へ。
送電線の開けた個所を通り抜け、
左へ。
右へ。 ここが三叉路なのかな?
下っていく。
少し視界が開ける。
左手に金輪寺の屋根は見える。
ここをまっすぐ。 右からも行けるようだが。
台地を越えて、
金輪寺に出た。
境内の前の石段を下り、道路を左へ。
すぐ、ここを左の山道に入る。
下っていくと、
宮川神社に出た。
宮川神社に寄って、車に戻った。
山頂が開放的で、見晴らしも良かった。
(コースタイム)
駐車場10:05 → 赤熊登山口10:30 → クスの木と祠10:40 → 11:50烏帽子岳の南の鞍部11:55 → 牛つなぎ広場12:15 → 12:35半国山山頂13:10 → 三叉路13:50 → 金輪寺14:45 → 駐車場15:10
・マムシグサ(地点A)。
藤原岳に続いて、ここでもこんな珍しい植物に出会うとは。 縁がある。
食虫植物のサラセニアを思い起こさせる独特な花の形だが、食虫植物ではない。
この花で虫を捕らえ栄養を吸収することは無いのですが、虫をトラップして花粉を運ばせるというたいへんユニークな仕組みがある。
仏炎苞の色は、緑色のものから紫褐色のものまでバリエーションがある。そしてどの色の株でも白色の縦縞が入っている。
・ツクバネガシ(地点B)。
樹皮は灰黒緑色や黒褐色、縦に割れ目が入るツクバネガシの樹皮。
枝先にやや立ってつくツクバネガシの葉。 変異が多い。
先端部に鋸歯があるが、全縁の葉もある。
アセビ(地点C)。
アセビの白い花。
・コバノミツバツツジ(地点D)。
コバノミツバツツジの樹皮。
3枚の葉が束生するコバノミツバツツジの葉。
葉裏がやや白い、葉裏の網目が目立つ、葉裏の主脈に粗い毛が多い。
葉柄が1cm前後と長くて、葉裏が無毛ならミツバツツジ。
葉の展開前又は同時に開花する。
コバノミツバツツジの雄しべは10個、5個の雄しべは短い。
よく似たミツバツツジは葉の展開前に開花する。
ミツバツツジの雄しべはミツバツツジ類で唯一5個。
・ミヤマシキミ(地点E)。
低木。
枝先に集まり、ちぎると柑橘系の芳香があるミヤマシキミの葉。
のっぺりとしていて、側脈の見えないミヤマシキミの葉裏。
4枚花弁の小さな白いミヤマシキミの花。
モミの大木(地点F)。
金輪寺の境内。