半国山 の登山記の続きです。
(コースタイム)
駐車場10:05 → 赤熊登山口10:30 → クスの木と祠10:40 → 11:50烏帽子岳の南の鞍部11:55 → 牛つなぎ広場12:15 → 12:35半国山山頂13:10 → 三叉路13:50 → 金輪寺14:45 → 駐車場15:10
・マムシグサ(地点A)。
藤原岳に続いて、ここでもこんな珍しい植物に出会うとは。 縁がある。
食虫植物みたいに見えるが、食虫植物ではないそうだ。
この花で虫を捕らえ栄養を吸収することは無いが、虫をトラップして花粉を運ばせるというたいへんユニークな仕組みがある。
仏炎苞の色は、緑色のものから紫褐色のものまでバリエーションがある。そしてどの色の株でも白色の縦縞が入っている。
・ツクバネガシ(地点B)。
樹皮は灰黒緑色や黒褐色、縦に割れ目が入るツクバネガシの樹皮。
枝先にやや立ってつくツクバネガシの葉。 変異が多い。
先端部に鋸歯があるが、全縁の葉もある。
アセビ(地点C)。
アセビの白い花。
・コバノミツバツツジ(地点D)。
コバノミツバツツジの樹皮。
3枚の葉が束生するコバノミツバツツジの葉。
葉裏がやや白い、葉裏の網目が目立つ、葉裏の主脈に粗い毛が多い。
葉柄が1cm前後と長くて、葉裏が無毛ならミツバツツジ。
葉の展開前又は同時に開花する。
コバノミツバツツジの雄しべは10個、5個の雄しべは短い。
よく似たミツバツツジは葉の展開前に開花する。
ミツバツツジの雄しべはミツバツツジ類で唯一5個。
・ミヤマシキミ(地点E)。
低木。
枝先に集まり、ちぎると柑橘系の芳香があるミヤマシキミの葉。
のっぺりとしていて、側脈の見えないミヤマシキミの葉裏。
4枚花弁の小さな白いミヤマシキミの花。
モミの大木(地点F)。
金輪寺の境内。