奈良県の宇陀市と吉野町の市町境にある龍門岳904mに登った(2017/04/05)。
桜井から37号線で山の中を南下、28号線を左折、途中山口神社に向かって左折、山口神社の左の道を進んで行くと、林道に入り、トイレのある駐車スペースに車を停めた。
トイレのある駐車スペース。
植林の中の林道を登って行く。
標識はないが、ここを左に行けば、龍門の滝の下に出るようだ。
自分は、まっすぐ進んだ。
久米仙人窟跡があった。
久米仙人は、久米寺(奈良県橿原市)の開祖という伝説上の人物。
天平年間に大和国吉野郡竜門寺の堀に住まって、飛行の術をおこなっていたが、久米川の辺で洗濯する若い女性の白い脛(はぎ)に見惚れて、神通力を失い、墜落し、その女性を妻とした。
あの久米仙人は、ここに住んでいたのか。 知らなかった。
途中で左の道に降りて、龍門の滝に寄った。
滝から登って、先ほどの登山道に戻る。
少し進んで、ここを左に入ると、
龍門寺跡。 登山道に戻って、進んで行く。
水がきれいだ。
左へ。
両側が浅い谷の道を登って行く。
ぐっと右に曲がって、谷の上に出るように登る。
奥の滝の上に出る。
ここから何回か渡渉する。
石堤の右から上に出る。
緩やかに登って行く。
左右の沢が出会う二股に出会う。 標高600mの地点。
この間を登って行く。
自然林の中の急登になる。
植林の中の急登りが続く。
やっとこさ尾根の上に出た。
小高い出っ張りを登ると、
祠のある龍門岳頂上。
少し休む。
ここは展望はないので、少し北にある展望の良い場所に向かう。
尾根道を北へ。
急坂を少し下って、
ここを左へ。
緩やかに下って行く。
鉄塔に出会う。
もう少し進むと、
展望が開けた。
この草原に座って、昼飯を食べる。
北から西にかけて、展望が広がる。
鉄塔が邪魔だが。
西から金剛山。
葛城山。
二上山、と続く。
そして、目の前に、熊ヶ岳。
植林が多いし、あまり魅力的な所の少ない山登りだった。
(コースタイム)
駐車スペース10:50 → 龍門の滝11:05 → 奥の滝11:30 → 12:30龍門岳頂上12:40 → 12:55鉄塔13:15 → 龍門岳頂上13:30 → 二股14:15 → 駐車スペース14:50
ダンコウバイ(地点A)。
灰褐色で、皮目が多いダンコウバイの樹皮。
ダンコウバイの「花柄」がない黄色い花。
ダンコウバイも桜や梅と同様に葉の付く前に花が咲くんだ。
サンシュウ:花びらの先が米粒のように丸くなっている。
ダンコウバイ:「花柄」がないのが特徴。ボンボンみたいな花が枝に直に付いている。
アブラチャン:ダンコウバイと違って花と枝の間に花柄がある。
ヒサカキ。
褐色かやや橙色の平滑なヒサカキの樹皮。
鈍い鋸歯。
葉先が突き出て、わずかに凹む。
葉裏の葉脈の網目が目立つヒサカキの葉。
葉腋から1~5個の、黄白の小さな花を束生する。独特の強い芳香(臭い)がある。
これは、気付きにくい。 初めて見た。
ヤブニッケイ。
平滑で皮目のないヤブニッケイの樹皮。
三行脈の葉で、シロダモ・クスノキ・ヤブニッケイ。
葉裏が淡色で、ちぎると甘い香りがするヤブニッケイの葉。
左右に2枚ずつ互生するコクサギ型葉序。