兵庫県播州にある笠形山に登った。昨日の雨のせいか非常に蒸し暑苦しい山登りとなった。疲れがあるので、軽めの登山のつもりが、気分の悪いしんどいものになった。まあこういう日もある。
瀬加で車を止め、車道を行き、大鳥居から参道を行く。これが、昨日の雨のせいか非常に陰気で嫌気がさしてくる。林道に抜けるとほっとしたが、これまた味気がない。なんとか笠形神社に着く。笠形神社は、雰囲気があって良かった。欄干にある木彫りの竜やら鳳凰やらがなかなか良く、腕のいい彫り師の作なんだろうと思う。ここからやっと山登りらしくなる。しばらく行くと、見晴らしの良い気持ちの良い笹原に出る。しかしすぐ過ぎて長い階段の登りになる。笠の丸という頂に出、またしばらく登ると、山頂に出る。360度の展望が良い。特に、千が峰方面の山並みが気持ちが良い。下山は、笠の丸に戻ったと、仙人滝コースの方に行く。鹿の原という笹原が気持ちよいが、それを過ぎると少し急な下りになる。仙人滝に出るが、これがまたつまらない滝だ。趣がない。これを姫路城の殿様が見に来たとは信じられない。もし本当なら、見た殿様は怒り出して、家来が無事に済んだとは思えない。やがて林道にでるが、かなり道が悪い。長い林道を歩きゲートに出た。あらかじめ止めて置いた自転車で瀬加に戻った。
登りも下りも林道が長いのが問題だ。
写真は、笠形山頂上から入相山の眺め