今、J1で韓国人GKが多すぎるのが目立ってきている。
川崎フロンターレ、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌、鹿島アントラーズの5チームだ。
多すぎる。
これは、大きな問題だよ。
今まで多くの日本人ファン同様自分も、GKは11人の中の単なる一人というイメージがあった。
ところが、今一番重要なポジションではないかと思い始めている。
今、一番重要な選手は、点取り屋だろう。
一昔前は、ゲームメーカーだったが、一番才能が必要なのはFWだ。
個で点が取れれば、これほどチームとしてありがたいことはないし、連携であっても、連携を作り出して最後点を取るのも難しい。
同様に、GKが個の力で、スーパーセーブしてくれたら、これほど助かることはない。
得点と失点は等価だ。
優れたGKは、優れたFWに匹敵する。
GKがさらに重要になってくるのは、GKは固定されているということだ。
FWは、リーグとカップ戦等連戦に出場するは苦しいし、1試合の中でも途中交代することが多いし、ツートップやスリートップもある。
ところが、GKは一人で連戦に出れるし、怪我や大不調に陥ることがない限り、交替することはない。
出場機会が少ないのだ。 経験が最も必要とされるポジションなのにも拘わらず。
それだけ、出場させて、育てることが重要なポジションなのだ。
日本サッカー協会は、代表強化を最も重視していると理解している。
Jリーグの実力ある選手たちが、タダ同然で海外移籍するのを指をくわえて何もしなかった。
日本人選手が海外で実力を上げて、日本代表を強化するという目的があったからだと理解している。
この韓国人GKの過多問題は、日本代表弱体化に繋がる大問題だよ。
至急手を打つ必要がある。
韓国のKリーグも、外国人GKが増えすぎて、外国人GKを廃止したことがあると何かの記事で読んだことがある。
それで、韓国人GKのレベルも上がった。
日本も同じことをしろ、と言いたいところだけど、日本ではそんな独裁国家みたいなことはやりにくい。
そこで対策案を考えてみた。
その前に、
現在のJ1、J2、J3の外国籍選手枠のルールは、
(1) 試合にエントリーすることができる外国籍選手は、1チーム3名以内とする。ただし、アジアサッカー連盟(AFC)加盟国の国籍を有する選手については、1名に限り追加でエントリーすることができる。
(2) 登録することができる外国籍選手は、1チーム5名以内とする。
(3) Jリーグが別途「Jリーグ提携国」として定める国の国籍を有する選手は、前2項との関係においては、外国籍選手ではないものとみなす。
上記(3)における「Jリーグ提携国」とは
タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、イラン、マレーシア、カタール
である。
対策(1)
外国籍GKは、1名で2名相当とする。
すなわち、GKに外国籍選手を使えば、1チーム2名以内とする。
対策(2)
アジアサッカー連盟(AFC)加盟国の国籍を有する選手については、1名に限り追加でエントリーすることができるという条項を廃止する。
なんで、こんな条項があるんだろうという条項だよ。
日本代表を強化するという視点から見れば、アジアの選手がJリーグで増えても何の強化にもならない。
むしろ、アフリカ系の選手こそ、Jリーグに呼び込まなくてはならない。
日本は海外に行かなければ外人と試合が出来ないので、外人のプレースタイルに面食らい試合に負けることが多い。
それなら、海外の選手を呼び込めばいい。
一番馴染みがないのがアフリカ系選手だ。 あのフィジカルとスピードと足の長さに。
だから、アフリカ系選手を優遇すべきだよ。
アジアの選手なんて、しょっちゅう対戦するんだから、要らないよ。
ただ、「Jリーグ提携国」は残すべき。
東南アジアの国々はワールドカップに出れていない。
彼らの実力アップに手を貸すのは、日本の役割だろう。
この二つのような対策を至急検討して欲しいね。
そして、来季の2019年度から導入すべき。
今まで幸いなことにいいGKがいたけど、川島の次がいるかと言えば、中村航輔がかろうじているくらいだ。
ライバルだった櫛引が、いなくなって、大ピンチだよ。
手を拱いている余裕はない。