E-1、なでしこ、力負け。 日本 0-2 北朝鮮。

 東アジアE-1選手権の第3戦、日本は、北朝鮮と優勝をかけて対戦した。


日本の出場メンバー。
隅田のボランチと、宇津木の左サイドバックは当てた

 出だし、北朝鮮がガンガン攻めて来て、少し心配したが、それを切り抜けると、日本のペースに。
ボールを回して、時々裏にも出す。 少し、後ろに戻すパスが多かったが。
それでも、北朝鮮を守備に走らせて、疲れの出る後半の最後15分勝負と見ていたんだが。
日本は中島以外はベストメンバーでパスも回り、中々やるじゃないかと見ていた。

 最大のチャンスは、前半42分、高木が前線にロングボールをフィード、阪口がヘディングで落として、田中が抜け出して、そのまま前に持ち出して、シュートを打てば良かったんだが、切り返したのを相手DFに引っ掛けられて、チャンスを逃した。

 前半は、0-0で終了。

 後半、日本がボールを持っていたが、段々、相手に受け止められて、攻めれなくなる。
そして、後半20分、北朝鮮が右サイドからクロス、こぼれ球のクリアを拾われ、エースのキムユンミが、阪口を少し交わして、逆サイドに強烈なシュート、これがゴール右に突き刺さった。
阪口の少し後ろにいた櫨との間をボールが抜けていった。
ま、櫨がコースを開けたらダメだろと言いたいところだが、シュートが素晴らしかった。
さすがのエースFWだな。 今大会4点目だそうだしね。
Embed from Getty Images
 さらに、後半37分に追加点を取られて、万事休す。
このまま、0-2で負けた。

 冷静に試合を振り返ってみると、日本が力負けしたと言う印象だ。
前半の途中から、日本がボールを支配して押していたものだから、日本が勝てそうと思ったんだけど、後半は、攻めれなかった。 北朝鮮が守備を修正してきたのかな? 良く分からなかったが。
あと、相手CBが岩淵と田中を完全に抑え込んだ。
ドリブルとかスピードを発揮させなかった。 相手のCBの方が上だったね。
そして、エースFWが素晴らしいシュートで点を取ってみせた。
最後には、攻めに出た日本にカウンターをくらわして、追加点まで取った。
力負けだね。

 さて、今回の3試合を見て、世代交代に苦しんでいたなでしこに復調の気配が感じられた。
GKの池田 咲紀子が、足元がとても安定していて、良かった。
後ろでのパス回しを助けたり、苦し紛れのバックパスも安定して処理出来ていた。
守備もマズマズだと思う。
田中 美南と長谷川 唯と岩渕 真奈の攻撃陣も良かった。 ただ、北朝鮮DFに抑えられたのが、まだまだかな、と思わせられた。
三宅 史織とか隅田 凜も地味ながら、及第点じゃなかろうか。

 しかし、もっと若手がでてきて欲しいね。
U-17で世界制覇したり、U-20で3位なったりして、もっと出て来ていいはずなんだけど。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする