日本代表は、キリンチャレンジ杯でニュージーランド代表と対戦した。
布陣は4-2-3-1。 守備的な相手には、このシステムだね。
日本は前半、立ち上がりから押しまくった。
前半9分、ペナルティエリア内でこぼれ球を拾った香川がDFをかわし、シュート。だが、右のポストに弾かれる。
前半23分、セカンドボールを回収した山口がヒールパスで香川につなぐが、香川のシュートは、大きく枠を外す。
前半34分、川島からのロングフィードを大迫が頭でフリックし、久保が抜け出す。久保はGKをかわして左足でシュートを放つが、枠に飛ばせない。
日本が決定機を外す内に、NZが慣れて来て、試合が落ち着いてしまって、前半終了。
日本は、前半、9本のシュートを放って、無得点。
攻めのリズムはとても良かったのだが、決定力の無さを露呈した。
特に、香川は日本代表で点を取らない。 ダメだな。
後半4分、山口のシュートがペナルティエリア内のDFの手に当たり、PKを獲得。
大迫が、落ち着いてゴール右に蹴り込み、先制。
しかし、ここから、NZが反撃に出る。
クロスとロングボールを中心に攻められて、押し込まれる。
後半14分、右サイドでドリブルを止めるも、ロハスがこぼれ球を拾いクロス、それに見事にウッドに頭で合わされて、同点。
その後も、せめられて、ヤバイ雰囲気。
後半15分、香川OUT→小林IN、大迫OUT→杉本INそして、山口がアンカー、井手口と小林がインサイドハーフにシステム変更。 流れを変えに出る。
後半25分、武藤OUT→乾INで、乾が左サイドからの攻撃を活性化。 一挙に日本の流れになる。
そして、後半42分、左サイドで乾がドリブルを仕掛けクロス、ファーサイドの酒井宏が頭で中央に折り返すと、倉田がダイビングヘッドで押し込んで、勝ち越しに成功。
倉田は、今シーズンから点を取れる選手になってきた。 それでも代表争いには厳しいが。
ガンバの右SBがオジェソクではなく米倉ならもっと攻撃の機会が増えて、センスが磨かれるのにな。
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そして、そのまま、逃げ切った。
評価の難しい試合だったな。
香川が決めていれば、楽勝だった試合。
しかし、それでも、杉本のテスト以外は、理に適った選手交代とシステム変更で見事に試合の流れを変え、勝ち越して見せた。 まあ、それなりに良かったのかな。
NZのディフェンスも結構良かった。 サイドは、乾以外には簡単に抜かせなかった。
乾は違いを見せたね。 切り札的存在で使われそう。
武藤も悪くなかったが、結果を残せなかったから、残れるかどうか。
小林 祐希が良かったねえ。 実に気の利いたプレーをしていた。
守備でも1個、ボールを奪うプレーが見れたし。
小林 祐希は、代表に残れそう。 いや先発を取れるようになるかもしれない。
楽しみだな。 メンバー争いが激しくなってきたのを実感するよ。
井手口は代表に溶け込んできたな。 攻撃で物足りなかったが、安定のパフォーマンスだった。
DF陣は、吉田麻也を中心に安定のパフォーマンスだった。 ハリルはメンバーを変える気配がなかった。