東アジアカップ、2敗で迎えた第3戦の中国戦、いくらテストの大会とはいえ、さすがにもう負けられない。
一応、ベストと思われるメンバー。
前半は、なでしこペース。
初めて、日本らしいつなぐサッカーができていた。
しかし、ミスも多くて、見ていてイライラする。
特に、センターバックの村松のボール回しが、相変わらず下手でピンチを招いていた。
20歳と若くて、育てたいのだろうが、それに値するかなあ。
前半で目立ったのは、ボランチの杉田亜美。
いいつなぎをしていた。
FKは相手GKにはじかれて惜しかった。
前半は、0-0。
後半も日本が押していたけど、決定的なプレーがなくて、点が取れそうな気がしなかった。
しかし、右サイドの京川がドリブルで切れ込んで、FW横山への縦パス。
抜け出した、横山がシュートを打つが、相手GKの足に当たって、ゴールならず。
GKを良く見て、ボールを浮かして、シュートをしないと。
そこまでの技術のない選手かな、と思った。
ところが、もう一度似たようなチャンスが訪れた。
今度はゴール前でパスを受けて、自分で少しドリブル、今度はGKを見て浮かしてシュートを決めた。
やるじゃないか、前のプレーの修正がちゃんと出来るなんて、素晴らしい。
そして、ロスタイム、FW菅澤が決定的なチャンスを決めないとダメな所、もたもたして、杉田にパス。
杉田が正確なキックでゴール隅にシュートを決めた。
試合はこのまま2-0で終了、中国を下した。
中国は、3戦目で疲れてたのか、全然動けてなくて、弱かった。
勝って当然だろう。
杉田はいいねえ。
まだ23歳。
ポスト宮間に育ってほしい。
東アジアカップ3戦を見て、良かったのは、右サイドバックの京川とボランチの杉田亜美。
川村は、まずまず、唯一の代表レベルの選手。
FWの菅澤と高瀬はダメだね。
このレベルでも活躍できなかった。
普段ならこんなに真剣に見ない試合だけど、カナダワールドカップで熱くなった余韻だろうか、見てしまった。
まあ、最後はきちっと勝って、体裁を整えたのは、さすが佐々木監督だね。