バーレーン戦、イラン戦のメンバーを考えてみる。

 日本はD組を2位で通過した。
決勝トーナメントのバーレーン戦、イラン戦のメンバーを考えてみたい。

その前に、決勝トーナメントの予想を書いておこう。

日本の今後の日程はこうだ。

イラン戦と決勝が中2日になり、とても厳しい。
中3日ならまだ体調は回復するけど、中2日だと厳しいと言われている。
だから、決勝トーナメントと言えど、イラン戦と決勝はターンオーバーするという発想が必要だ。

ちばみに、日本がD組を1位通過していれば、日程はこうだった。

中3日の日程が続き、理想的だったんだけどねえ。 イラクに負けたばっかりに。
とは言え、しょうがない。 こういう時にこそ2チーム体制を築いてきた成果が問われる所だよ。

ここで、グループリーグで各選手がどう使われていたか、表にまとめた。
各選手の出場時間割合。

遠藤航が3試合フル出場と酷使された。 酷使に耐えれる体なのかもしれないが、ちゃんと休養を与えた方がもっといいパフォーマンスを発揮出来ると思うよ。 東京オリンピックで吉田麻也・冨安健洋・遠藤航が酷使されて、パフォーマンスもイマイチに終わったばかりか、その後所属チームに戻って怪我ばかりしてたからねえ。
しかし、遠藤航以外は、出場時間がほぼ7割以下で、理想的な形になっている。 さすがの采配で賞賛されるべきことだね。 遠藤航以外は、今後フラットに選手起用を考えることが出来る。

さて、今後の考え方としては、
・攻撃の4人はほぼ全試合出場するけど、フル出場させずに途中交代して、過負荷を避ける。
・CBの冨安も怪我明けなので、フル出場させずに途中交代して、過負荷を避ける。 けれども全試合出てもらう。 いるといないでは、大きく違うことが立証されてるからね。 まあ、これは交代時に2点くらいリードしてる状況をイメージしてるんだけどね。
・他の守備の選手はターンオーバーをする。
・イラン戦のメンバーを、ベストメンバーに近くする。

この考え方の元、バーレーン戦のメンバーは、

遠藤航を外した。 中6日で回復するとは思うけど、イラン戦に備えてここはベンチで。 佐野海舟に頑張ってもらう。
三笘は全体練習に復帰したようだし、中6日あれば、回復するだろう。 しかし、以前のようにジョーカー的な起用にとどめておくべきだろう。 
鈴木 彩艶については、ここまで来れば、起用し続けるしかないだろう。 ベテランとは言え、代表経験の少ない前川 黛也を決勝トーナメントでいきなり使うのは、リスクがある。

イラン戦のメンバーは、

攻撃が強力なイラン相手には、ベストなDF陣を組む必要がある。 ボランチは旗手より守田の方がいいんだが、中2日は、苦しいんじゃないかなあ。

この後も、準決勝のカタール戦は、バーレーン戦のメンバー。 決勝のイラク戦は、イラン戦のメンバーを主とする。
ただ、カタールも巧く選手をローテーションしながら起用しているようで、2人強力なタレントもいるし、もしかしたら、一番の強敵かもしれない。

楽勝ムードが、一転厳しいことになった。 それでも優勝候補No.1には違いない。
今後、他チームの選手達が疲弊していくなかで、比較的フレッシュな日本選手達が、実力+体調の違いを見せつけて、圧勝するのではないかと、まだ思ってるけどね。 楽しみだ。 遠藤航の起用法がカギかもしれない。

ちなみに、バーレーンの各選手の出場時間割合。

ほぼフル出場が3人、8割以上出場が5人で、ほぼメンバー固定で戦わざろうえなかったのがわかる。
ただ、日本戦は中5日になるので、回復はするだろうけど。

そうそう、以前の記事で、「彩艶とブランドンの2人も若手を選ぶべきではなかった。 もしくは、前川⇒西川だった。」と書いたけど、自分の間違いだった。 3人のベンチ外メンバーが発生することを忘れていた。 GKはアクシデントがなければ、2人で十分。 従って、1人は下手すれば全試合ベンチ外になる。 それでも文句を言わないのは若手しかいないだろう。 従って、ブランドン選出は当然だった。 また、Jでは西川>彩艶だったのに、今回は彩艶>西川にするのは、西川が納得するだろうか?という点で、難しく思ったのかもしれない。 前川の代わりは、怪我等の事情を除けば、西川・東口・一森ぐらいだろうけど、あまりいないな。 ということで、しょうがないのかな。

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