日本代表、プレスが嵌まって完勝。 日本2-0米国。

キリンカップで、日本代表は米国代表と対戦した。

日本の出場メンバー。

立ち上がりは、日本のプレスが交わされて米国巧いなと感じた。
前半8分、アメリカが右へ展開、デストが久保に競り勝ち縦に突破、クロスを入れと、ゴール前でフェレイラがフリーでヘディングシュートを放つも、枠の上へ外してしまう。 決定機だった。

しかし、ほどなく日本のプレスが嵌まり始めた。
FW前田のプレスはスピード・スタミナがあるので、脅威になっていた。
日本は2列目で点が取れるので、格上相手にFW前田起用は十分有効であることを証明した。
驚きは、久保のプレスが良かったこと。 前田に次いで良かった。 スペインリーグでもここまで良いのは見たことがない。 南野よりいいぐらいの出来。 久保がこれくらいプレスが出来たら、レギュラー確定だな。

米国は後ろからビルドアップするチームなのかな。 日本の前線からのプレスにパスカットされるミスが頻出し、ショートカウンターを喰らう。 その流れから前半25分、伊東がパスカット、ドリブルで持ち上がるも相手の足に当たってこぼれたのを、守田が素早くPA手前で左にパスを出すと、フリーとなっていた鎌田がダイレクトでシュート、ゴール右へ決まった。

他にもパスカットからチャンスが何度かあったけど、GKターナーの好セーブもあって、前半は1-0で終了。

後半は、お互いに多く選手交代するも流れは変わらず。
後半23分、三苫投入。 三苫はドリブルで仕掛けるも、抜けない。
ダメなのかなと思った、後半43分、三笘が左サイドから斜めに仕掛け、もう一人相手が近寄ってきた所で、スピードを上げて間を抜いて、PA左からシュートを放つと、ゴール右へ吸い込まれた。
後ろからの映像では、DFを巻いてボールがゴール隅に決まっていて、素晴らしいシュートだった。
ダメ押しの2点目。
日本が米国に完勝した。

米国が弱いという評価もあるが、立ち上がりの繋ぎとか見ていると、巧いなと思ったけどね。 日本がそれを封じる素晴らしいプレスをしたということだと思う。
特に久保のプレスが良かったのが驚き。 前田・伊東・久保と前3人のプレスがいいと面白い戦いが出来る。
トップ下に南野を使えば、さらにプレスは良くなるだろうね。
ドイツ・スペインの格上相手には、前田・伊東・久保の3人を使いたいところだね。
点は期待出来ないけど、前田のプレスは面白い。 どうせ点を取るのは2列目だから。それでいい。

後半41分、原口をWBに投入して、5バック気味の3バックにして逃げ切りを図った。
この采配も良かったね。
エクアドル戦は、先発メンバーを全員変えると森保監督が言ってる。
カタールWC本番は、ドイツ・コスタリカ・スペインの順。 コスタリカ戦では、ターンオーバーすべきだと思っている。 東京オリンピックでは、レギュラーメンバーを使い倒して疲弊させるという愚を犯した。 単にメダルを取れなかっただけでなく、疲弊した選手達に後に怪我人が続出したからね。 ひとえに森保監督に西野監督みたいな度胸がなかったせいだ。 この大きなミスを教訓に出来てるかどうかだね。 その上での発言ならいいんだが。
また、この試合では4-3-3から4-2-3-1に戻した。 ドイツ・スペイン相手の守備を考えたら、ダブルボランチの方が安定するからいいと思う。 鎌田をより活かすシステムなのかもしれないが。

今回、ドイツでの試合ということもあり、長谷部がアドバイザーに加わった。 これらの変更は長谷部の影響かね? それなら、カタール本番にも長谷部が加わって欲しいね。

選手の出来は、中山が酷かった。 レベルがひとつ落ちるね。 伊藤 洋輝の方がいい(彼は文春問題を抱えているが)。 板倉の負傷もあり、CBで試したかったのかもしれないが。
権田の負傷で、シュミット ダニエルが出て来たけど、相変わらず足元が素晴らしいね。 ムダと判断して米国が誰もプレスに来なかった。 しかし、彼も覇気がないから本番では使えないけどね。

それにしても、WC本番を期待させる内容だった。

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