J1の残留争いを見積もる。

 J1も残り6試合、佳境に入ったので、残留争いを見積もってみよう。
ガンバが微妙な位置にいるのでね。

まず、現在の順位を偏差値で分析した。

J1順位分析表(クリック拡大)

まず、残留するのに必要な勝ち点を見積もってみたい。

20チーム中、4チームが降格する。 全体の20%が降格することになる。
通常は18チーム中、2チームが降格するので、全体の11%だ。
降格割合が倍くらいに増えていることをまず認識しなければならない。
だから、過去の降格セーフラインは34試合で勝ち点34くらいだったけど、その数値を参考にすることは出来ない。

占有割合と偏差値の関係。

今年の32試合での、1試合平均の勝点は、1.38。 標準偏差は、15.8。
この数値はシーズン終了までほぼ変わらないだろう。
これらの数値を用いて計算すると、

この表から、残留出来る16位の勝点は、40~42ぐらいになると予想される。
現在の16位徳島ヴォルティスの偏差値は、40.4なので、勝点38でも16位になれる可能性はある。
まあしかし、ボーダーラインは、40~42ぐらいじゃないかな。

さて、それではこのボーダーラインに到達するのに必要な成績を見積もってみよう。

ちょっと驚きだな。 これは、苦しい。
ボーダーラインは、勝点38かな。
17位以下のチームが勝点38を獲得するのは、勝ち越さなければならない。 苦しいな。
湘南ベルマーレの3勝2敗1分は、ありえるかな。 山口智新監督になって、まだ勝ててないが。
湘南の得失点差は少ないので、湘南が勝ち点38を獲得すれば、他チームは勝ち点39を獲得しないとダメだ。

となると、ガンバ大阪は、1勝3敗2分の成績が必要だな。

こうやって見ると、16位の徳島ヴォルティス以下の降格争いと見るのが、順当かな。
ただ、残りの対戦相手にもよるんだが。

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