最近、CME日経先物(円建て)複合チャートを見るのが、日課になっているのだが、
ここ1週間のCME日経先物(円建て)複合チャート。
黄色の線がシカゴ先物市場の日経先物の株価。
赤線が日経平均の株価。
灰色の線が円ドル為替レート。
特に日本の市場が閉まっている夜間すなわちシカゴの昼間で、CME日経先物と円ドル為替レートが、細かい凹凸まで、完全に連動している。
円安で日本株を買うと、得ということだろう。
それにしても、連動しすぎ。
為替レートだけで、日経先物の売り買いの判断をしてるんじゃないだろうなあ。
日本の市場が開いている時は、日本人も買うので、そこまで連動しない場合も出てくるけど。
しかし、日本の市場が開く朝、日経平均がどうしても夜間に動いたCME日経先物の株価に引っ張られるので、結局、日経平均は、CME日経先物に引っ張られ、円ドル為替レートに連動するということになる。
なんで、日本の株価が、アメリカ人の円ドル為替レートに基づく売買にそこまで引っ張られなくちゃならないんだ、という怒りにも似た気持ちになるけど、まあ現実はそうなので、そこは受け入れて、それに基づく予想をしないとダメだな。
けど、日経平均が円ドル為替レートに連動するという現在の傾向に基づくと、米国が秋に利上げしたら、超円安になって、日経平均が急騰することになる。
しかし、利上げしたら、米国の資金は海外から米国に引き上げると言われているので、日経平均は下がるとも予想される。
どっちになるんだろう。
秋には、ゆうちょが上場されて、巨額な資金を株に割り当てるという話もあるし、日経平均は乱高下しそう。
予想を楽しむという意味では、面白そう。