外国人の受刑者を母国で受刑させる制度なんて、あるのか。

 欧州評議会の「受刑者移送条約」に基づく国際受刑者移送法が2003年6月に施行されて以来、日本から各国に移送された外国人受刑者が、今年3月末時点で計423人に上ることが分かった。条約は締結国間で受刑者移送を可能にするもので、母国で受刑する機会を与え、円滑な社会復帰を図るのが目的、だそうだ。


日本から移送された外国人受刑者数の推移。

 条約は欧州評議会の加盟国や日米など非加盟国の66カ国が締結。日本はこの条約を締結していないタイ、ブラジル、イランと個別に移送の条約を結び、ほかに中国、ベトナムとも交渉している。

 これは、いい制度だね。
軽犯罪の場合、とっとと送り返して、今後入国禁止にすればいい。
刑務所費用を削減できるし、外国人受刑者も日本の刑務所にいるより母国の方がいいだろう。
いや、そうでもないかな。 日本の刑務所の方が暮らしやすいかもしれないなあ。 言葉の問題以外は。
日本で判決された刑期が守られるか、怪しい所もあるが、細かいことを気にしてもしょうがないだろう。
追い返すメリットの方が大きい。 受刑後居座られる方が、危ない。
しかし、受刑者移送を拒絶する国も多いんだなあ。
イギリスでアフリカの国に受刑者移送を拒絶されて、イギリスに留め置いていたら、その扱いが受刑者に不利益と裁判で判決されて、イギリスがその受刑者に慰謝料を払うという目も当てられない様になっていることがあったからなあ。
ほんと、常識が通用しない世の中になっているよ。

リーマンショックの2008年に人数がピークになっている。
こういうことでも、経済を反映しているね。
2015年も多いけど、何があったんだろう?

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