年金抑制策、来年度初実施へ 物価上昇に比べ実質目減り というのがニュースで出てた。
年金が、物価変動に合わせて、変動することは知っていたけど、ちょっと調べてみた。
2005年までは、「物価スライド制」が採られていたけど、今は「マクロ経済スライド」制が採られていると、知らなかった。
「マクロ経済スライド」は、ややこしいけど、賃金と物価の両方の変動に「調整率」を掛けたものである。
「調整率」は、年金被保険者等総数の増加率と平均寿命の延びによる給付の増加額を抑えるための数値とのこと。
制度はそうだけど、結局、特例水準により、導入以来2013年9月現在まで、マクロ経済スライドは一度も実施されていない。
このため、当初からマクロ経済スライドが実施された場合の想定よりも約7兆円も多く年金給付を行っていて、積立金の取り崩しが進んでいる。
ということだけど、今年の物価上昇がプラス確実なので、来年度から公的年金の支給額の伸びを物価上昇よりも低く抑える仕組みが、来年度に初めて実施されることが確実とのこと。
来年度の抑制額は1・1%ほどが見込まれている。
まあ、けど、物価上昇といってもしれてるから、たいしたことないけど。
それに、年金もらうのは、まだまだ先だからね。
しかも、今貰ってる人間が、デフレでも減らずに貰ってたから、積立金が減っているんであって、はやく取り戻しておいてほしいね。