一ヶ月ほど前、「ムツゴロウさんの健在振りがTVで見れてよかった」という記事を書いて、敬愛の念を綴った。
そしたら、「動物王国破綻から8年 「ムツゴロウ」億の借金完済まで」という記事をネットで見つけてしまった。
ムツゴロウさんは、東京都あきる野市に作った「東京ムツゴロウ動物王国」で億単位の借金を背負ってたんですか。
「あきる野（の動物王国）は、僕がやったものじゃない。なのに、借金が全部こっちに来ちゃった。本当にひどい話。借金の総額は……。他人は色々言うんです。知りもしないくせにね」
「僕は男だからね。うちにいた人間が作った借金は全部責任を持ちます。それが男としての生きざまだからね。クソみたいな連中が作った借金であろうと、責任を持たなければならない。それだけの話。借金返済は、だいたい目処がつきました。今月くらいでなくなるようです」と言っている。
誰がヘタを打って、借金をムツゴロウさんに負わせたかはわからない。
まあ、この話もどこまで真実かはわからないけど、ムツゴロウさんの生き様から考えて、真実だろうね。
実際、借金を一人で返したんだし。
大体、ムツゴロウさんが東京に動物王国を作るということを知って、変なことするな、と思っていた。
全然、ムツゴロウさんのポリシーにないことだったから。
北海道の動物王国には、悩み多き若者がたくさんやってきて、勝手に住み着いて、頼みもしないのに動物の世話をしていた。
動物のえさ代とかは、ムツゴロウさんの執筆料で賄っていた。
後には、テレビや映画でも儲けるようになったみたいだけど。
ムツゴロウさんの素晴らしさを感じるのは、なんといっても、本。 映像は、付け足し。
まあ、勝手に住み着いていた若者か、テレビや映画で入り込ん来た連中がやったんだろうな。
まあ、この経験が文章の肥やしになれば、ムツゴロウさんも本望なんだろうけど、なりそうな感じがしないなあ。
すごくやり切れなく感じたので、一筆。