全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」の開発会社が破産する。 勿体ない。

 全自動で洗濯物を畳むロボット「ランドロイド」を開発するセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズが4月23日、東京地裁から破産開始決定を受けたそうだ。負債額は22億5000万円。

 ランドロイドは、人に投げ込まれた乾いた衣類を本体内部で画像解析し、アームで折り畳むロボット。同社とパナソニック、大和ハウス工業の共同開発で、2017年5月の発表当初は、価格は185万円(税別)で17年度中の発売を予定していた。

 しかしその後、発売予定を「18年度中」に延期。同社の阪根信一社長は「想像していた以上に生地の質は多様」「滑りやすい素材やゴワゴワの固い衣類の扱いがロボットアームにとって苦手だった」と延期の判断に至った技術課題を説明した。

 2016年に発表された時は、驚いたものだ。 凄いなあと。
正直勿体ない以外の何物でもない。
最初から、あらゆる衣類すべてを出来る必要なんてない。
一般家庭が185万円の衣類折り畳みロボットを買うはずなんてないんだから、ターゲットは業務用だろう。
業務用なら、衣類にそんなに種類はないはずだから、売れるところに売ればいい。
ホテルや旅館の浴衣の折り畳みとか、会社の作業服の折り畳みとか、ニーズはあると思うけどねえ。
そういう所に売って、利益を得ながら、あらゆる衣類が出来るようにバージョンアップしていったらいいと思うけどねえ。
完璧を求めすぎているんじゃないだろうか、最初から。
兎に角、勿体ないなあ。
これは、この技術を買う会社が出てくると思うけどね。
というか、パナソニックはなんで引き取らないんだろう?
外野の印象よりかなりレベルが低いのかな?

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