国際比較調査グループISSPが2013年に31の国・地域で「国への帰属意識」を調査したそうだ(こちら)。
その結果が興味深かった。
日本では「他のどんな国の国民であるより、この国の国民でいたい」「他の多くの国々よりこの国は良い国だ」と考える人が9割近くに上るなど、国への愛着が強い人が多かった。
自分もそう思っているけど、皆そう思っているんだな。
フィリピンと南アフリカは凄く意外だ。
フィリピン人は、日本にも出稼ぎに来るくらいなのに、自国に愛着を持っているんだ。
南アフリカなんて、悲惨そうなのに。
EU諸国の人々は、自由にEU内を移動できるから、自国への愛着が減ってるんだろうな。
住みやすい所に、いろんな障害が少なく移れるから、そうなるんだろう。
しかし、自国愛が少なければ、自分の国を良くしようという意識も少なくなるから、国は悪くなっていくだろう。自分の国を良くする気もなく、悪くなれば他の国に行けばいいやみたいな考え方は、ダメだな。
外国人の日本礼賛話を良く見るけど、その時日本を見習って自国を良くしようという話にならずに、日本に行こうとなるのは、こりゃダメだと思ってしまう。
日本は割と考え方がリベラルだな。 意外。
俺なんか、日本語を話すのは必須条件だと思うけどなあ。
それに外国人なら、親日は必須条件だと思う。
まあ、ある程度親日でなければ、わざわざ日本に住まんとは思うが。
スイスの外人の多さに驚く。
まあ、しかし、スイスの場合、金持ちのヨーロッパ人が多いだけだろうが。
ノルウェー、スペイン、ベルギー、ドイツの10%前後は、ヤバイと思う。
イギリスの7.7%も高い。 日本と同じ島国なので、拒絶反応は高いだろうなあ。
移民問題が、これからの世界情勢を動かす大きな要因となると思うよ。
どうなっていくのやら。