「最もネアンデルタールに近いのは日本人? 免疫システムに残る人類の歴史」という面白い記事に出会った。
詳細は記事を見てもらうとして、要旨は、ドイツの科学者が免疫機能に強く関わる、あるTLRという遺伝子配列を広く詳細に分析した結果、そのTLRはネアンデルタール人由来の物であることがわかり、しかも世界で日本人が一番多く、約51%がそのTLR持っていることがわかった。
どういうことかと言うと、我々ホモ・サピエンスは約10万年前にアフリカを出て世界中に広がるのだが、その直後10 – 5万年前の中東地域で、そこに既に居住していたネアンデルタール人類と接触し、混血した。その後、ヨーロッパとアジアに分かれていった。
今でもアフリカ人以外でネアンデルタール人類特有の遺伝子が1 – 4 %混入しているとのこと。
そして、日本人が一番多いというのが面白い。
以前DNAに興味を持って、図書館で色々と本を読んだことがあるのだが、世界中の人々がY染色体によってグループ分けされているのだが、日本人はY染色体ハプログループ”D”の人が40%もいて、これは日本人とチベット人のみに見られる。
そして”D”は、縄文人由来だと言われている。
だから、この記事を読んだ時、縄文人はネアンデルタール人の血を色濃く残していたじゃないかと思った。
これが、いい事なのか良くないことなのか?
自分はいいことだと思う。
混血には美人が多く、運動能力も優れていることが多い。
多様な遺伝子で血が活性化されるからである。
多様な遺伝子を持つ生物ほど、環境の変化に耐えて生き残る確率が高い。
それが、ネアンデルタール人ともなれば、かなり多様な遺伝子を持つことになっただろう。
最近、日本に来たり住んでる外国人が日本を紹介してるYoutubeを見るのに嵌まっている。
その中で、世界中の外国人が驚いているのが、
・日本の食べ物がとてもおいしい。
(寿司は勿論、コンビニ弁当やおにぎり、お菓子がとてもおいしい)
・とても安全。
(夜でも女子や子供が出歩いても大丈夫。落とした財布や携帯が取られずに戻って来た。)
・街中がとても綺麗。 小学生が校内の掃除をしている。
(道にゴミが落ちてなくて、外国ではありえないらしい。 )
・自動販売機がいたるところにある。
(外国では、壊されたり中身を取られるので、安全な場所以外にはないらしい)
これらの事は、日本が島国であること、外国の侵略を防いできたこと、そして教育によると思っていたけど、もしかしたら、ネアンデルタール人の血も関係しているかもしれない。
コメント
興味深く記事を拝見しました。
ホモサピエンスより脳の大きいネアンデルタール人が滅びた理由は言語能力が劣っていたからだと 確か読んだ記憶があります。
日本人は能力があるのにコミニケーションを軽視するのが不思議でしたが、遺伝子が影響していると思うとすごく納得できますね。
こんにちは。
ネアンデルタール人の言語能力については、現生人類と比べ、喉の奥(上気道)が短い。このため、分節言語を発声する能力が低かったかもしれないという説があるみたいですね。