アイスランドがリーマンショックから立ち直った理由がびっくり。

 東京テレビの月曜10時の「未来世紀ジパング」は、毎週見ている番組の一つ。
日本と世界各国との経済の関わりを興味深く教えてくれる番組だ。

 昨日、アイスランドが取り上げられていた。
アイスランドは、金融商売にのめり込んでいただけに、リーマンショックで破綻に陥いった。
馬鹿だな、と当時思っていたが、3大銀行がGDPの10倍も負債をしょったらしい。
これは、戦争に負けたくらいの大打撃だ。
国民は怒り狂ったが、冷静にその原因を分析したらしい。 億単位の金をかけて。
その結論が、「破綻の原因は、銀行のCEOが3人とも男性だったから」だ。
この結論の出し方は、凄いね。 さすが欧米人だ。
女性ならリスクを考えるが、男性はギャンブル的な経営をする、ということ。
その結果、銀行のCEOは、3人中2人は女性がなり、首相も女性になった。
そして、その女性首相がこう宣言した。
「私たちの時代がやってきました」と。
そして、議員も管理職も女性が4割を占めるようになった。
現在、順調に3%程度の経済成長をしているそうだ。

 バイキングの末裔である荒くれ男たちが、というか幼稚園児の男の子が、女の子的な、化粧をさせられたり、抱き合ったりしている教育を受けているのを見て、笑ってしまった。
そして、ふと日本の戦後もこれくらいの反動教育だったんじゃないかと、いやもっと凄い反動教育だったかもしれないと思った。

 それにしても、アイスランドの女性首相や女性CEOの顔が写されていたけど、女性といっても、いい面構えをしてるけどね。
ヨーロッパの男勝りの女性というのは、男並だよ。
だから、管理職において男女平等でもいいんだと思う。
日本の女性は、したたかではあっても、男勝りっていうのは、少ないからねえ。
そこがいいんだけど。

 この番組では、男女平等の国世界一は、アイスランド、その点、日本は遅れているし、日本の成長には、女性の社会進出が必須という切り口だった。
まあそれもわかるけど、果たしてそれが日本の国民性にあうかどうか、疑問だけどなあ。
ただ、サービス産業的な分野は、女性にまかせたらいいのにとは思う。
製造業には、向いてないと思う。

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