以前、競馬で大勝ちした大阪の会社員に対し、ハズレ馬券を経費と認めず、5億7000万円という、とても払い切れない追徴課税がなされた件があったが、最後は、会社員の言い分が通り、勝ち分だけに税金がかけられた。
競馬予想ソフトを使って自動的に大量購入するシステムだったので、半投資とみなされ、ハズレ馬券は経費として認定された。
その時は、1億4000万円の利益で、利益率5%だ。
競馬は、賭け額の25%がてら銭として、回収されるので、馬券購入者においては、30%の勝ちに相当する。これは凄い。
今回は、さらにスケールアップした話だ。
「05年から10年の6年間で、72億7000万円分の馬券を購入し、払戻金は78億4000万円。5億7000万円の利益(利益率8%)を得た。
男性は所得税額を2億1000万円と申告したが、ハズレ馬券は経費と認められず、税額は5億7000万円を超えることになったため、東京地裁に取り消しを求めて提訴したけど、負けたらしい。
この人は、北海道の公務員らしいが、普通の競馬ファンと同じく、自力で予想。独自の馬券理論を構築して、勝っていたらしい。
毎年1億円近く勝っていたことになる。
凄いねえ。
けど、これは勝ちすぎ。
国税に目をつけられても、しょうがない。
1/10に抑えるべきだったね。
1000万円で十分でしょ。
けど、勝った額以上に、税金を払わなければならないのは、理屈に合わない話だねえ。
競馬にこれだけ勝つのは、凄い努力の結果であって、違法ではない。
それに、てら銭25%の内から、政府に少なからぬお金が流れているからね。
すでに、税金をとられているみたいなものだ。
だから、おかしな話だよ。