たまたま、「鎌倉の政治を研究することはとても興味がある。なぜならば700年も続いた制度・・・」という記事を読んだ。
鎌倉時代が700年も続いているか、嘘つけ、と思って、日本史の時代区分を確認した。
鎌倉時代というより、幕府という制度が続いた期間のことを言っているのだな。
武士による統治。 683年間もある。
それより、平安時代の391年間に驚いた。
一番長いのだ。 日本の基礎は平安時代に作られたんだな。 貴族社会の時代なんだが。
そして、室町時代(237年間)が鎌倉時代(151年間)より長いのにも驚いた。
室町時代は、将軍の権威が弱まって、すぐ安土桃山の戦国の混乱の時代に移ったようなイメージがあるんだがなあ。
江戸時代は、265年間。 室町時代(237年間)より少し長いくらいか。
ただ、現代日本の発展の礎は、この時代に作られた。 平和で安定した期間が長く続いたから。
明治時代から戦後までが75年間。 富国強兵と西欧追随の時代と言えると思うけど、たったの75年なんだな。
個人の一生にすぎない期間だ。
これも凄い驚きだ。 個人の一生の間に、帝国を築き上げたんだから。
そして、今、戦後75年。 同じくらいの期間だ。
戦後は、こんなもんだろう。 変化は大きいけど。
時代の変化というより、生活が変化したという感じかな。