6月3日以降の近畿圏の高速道路料金が対距離制を基本とした料金体系へ整理・統一されます、と宣伝されている。
如何にも短距離なら安く、長距離なら高くなるけど、バランスは取れてますよ、という雰囲気を出しているが、実質値上げになっている。
特に、近畿道の影響が大きいのだ。
始点の吹田ICから松原ICまで一律510円だったのが、吹田ICから松原ICまでが750円に上がる。 +240円。
これが大きい。
吹田ICから門真ICまでが520円と同等で、門真より近ければ安くなるが、そんな近距離利用する奴なんていない。
不思議なことに、近畿道と阪和道を連続走行する場合、上限1,020円で、これは従来と変わらない。
ここは料金を上げると、人が益々南に来なくなるので、変えないんだろうな。
次に影響が出るのは、西名阪道だ。
従来、松原JCTから西名阪道に入ると+410円、さらに法隆寺まで行くと+410円加算される。
今回、吹田ICから藤井寺IC:920円⇒1,010円、吹田ICから法隆寺IC:1,330円⇒1,490円、吹田ICから天理IC:1,330円⇒1,570円となる。
これは、従来から高くなっているが、天理までだと最大の+240円アップ。
しかし、これは松原ICまでの+240円アップのせいだ。
なるほど、西名阪道に入ったら、松原ICまでのアップを取り返すという感じかな。
何にしろ、近畿圏の高速道路料金が6/3から実質高くなると言って、間違いない。
大体、高速道路は主な物を作り終わって、これからは料金を下げていく方向にならないとおかしいんだけどな。
これは、交通渋滞にも影響を与えるかもしれないな。
近畿道の下を中央環状線が走っている。
ここは、割とスピードを出せるんで良く利用してるんだけど、淀川の手前で良く渋滞する。
これが、さらに渋滞するかもしれないな。