羽生3冠が覚醒したか?

 羽生3冠の奥さんがtwitterを始めて、その内容が興味深いことを以前書いた(こちら)(こちら2)。
その後も、面白い話が出てくるのだが、
「最近、善治先生の様子がおかしい、、、💧」
と、これだけのつぶやきがあって、どうしたんだろうと不安になっていたんだが、どうやらそれは自分だけではなくて、2chでもこれだけでスレが立っていたようだ。

 奥さんは、なかなかの策士だ。
後日、

善治先生が変なのは、今に始まった事ではないのだけど、ここ最近は結構な頻度で目が合わない日々が続いている。
目と 目が 合わない。
確かに、こちら方向を見つめてるのに、
視点が合わないまま。会話は普通に流れる。

頭ーーーーーー
心ーーーーーー
身体ーーーーーー

が、全部単体でバラバラに行動し出す時があって、そのそれぞれにコンタクトを取ってゆく、パズル期に突入。難解です。

・・・・・・・・・・・
久々にそんなギアチェンジの予感。又、将棋に夢中。

なるほど、将棋に夢中になりだして、おかしいということか。

 実は、最近、
「第二期叡王戦 山崎叡王vs 羽生九段 終盤ハイライト」(こちら)と「▲羽生善治三冠 vs △深浦康市九段 第66期王将戦挑戦者決定リーグ 」(こちら)を見た。
この二つの将棋が凄かった。
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 山崎叡王戦は、羽生3冠の圧勝かと思いきや、山崎叡王が驚異の粘りで頑張る。
羽生3冠も、固く指さず、詰ましにかかる。
それでも、山崎叡王の驚異の抵抗。
守り一方と思わせて、山崎叡王らしい才気煥発の王手飛車で反撃する。
郷田王将の解説も素晴らしい。
1手間違うと、逆転されかねない所を、最後まで間違わず長手数を仕留めた。
見ていて、ハラハラドキドキする素晴らしい将棋だった。

 そして、羽生三冠 vs 深浦九段戦。
こちらは、もっと凄かった。
横歩取りで始まったのだが、▲八4歩と相手飛車先を一旦止めておいてから、自分の飛車を三4から▲三5に下げて、八4の歩をタダで相手に取らせた。
何だ、これは、と見ていて思ったのだが、そこから、飛車角が乱舞する凄い力将棋となった。
深浦九段も根性の棋士だ。
一歩も引かない。
何だ、何だ、と思いながら見ていたのだが、あっという間に、深浦玉を詰ませた。
これは、研究していたのだろうなあ。
どこまで、研究していたのかは謎だが。
新しい定石の誕生か、と思った。
これを見て、羽生3冠が覚醒したと思ったよ。

 これで、羽生三冠は7連勝。
名人戦敗退は、奥さんtwitterによると、どうやら「NHKスペシャル 天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」のリポーターをやったのとチェスの大会に二つ参加したことが重なったことによるキャパオーバーのようだし、そこからまた将棋への意欲が戻ってきたということだから、楽しみだな。
もし、パワーアップして帰ってきたのなら、恐ろしいよ。

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