株価と為替レートの新たな関係。


為替レートと日経平均株価の関係(2015/6/1~)。

この関係は、3つの時期に分けられる。

為替レートと日経平均株価の関係(2015/6/1~)。

(A)2015/6/1-2016/1/28
(B)2016/1/29-2016/7/28
(C)2016/7/29-

それぞれの時期で、為替レートと日経平均株価は、比例関係にある。
傾きは異なるけど。

明らかに両者の関係が変わった変わり目に何があったのか?
(A)と(B)の境目、2016/1/29には、日銀のマイナス金利の導入の発表があった。
(B)と(C)の境目、2016/7/29には、日銀のETF購入額を2倍にする発表があったのだ。

マイナス金利の導入で、為替レートと日経平均株価の関係は弱まった。

そして、日銀のETF購入額を2倍にすることは、単純に日経平均株価を1,000~1,500円上昇させた。
効果はあったんだな。


為替レートと日経平均株価の関係(2016/7/29~)。

今は、レートが1円安くなれば、150円日経平均が上昇するという関係にある。
以前の2015/6/1-2016/1/28の時期には、レートが1円安くなれば、500円日経平均が上昇するという関係にあった。
随分、両者の関係性は薄れたもんだ。

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