日本銀行が1日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が前回の昨年12月調査から7ポイント下落のプラス12で2四半期ぶりの悪化となった。平成24年12月(9ポイント下落)以来6年3カ月ぶりの大幅な下げ幅。中国をはじめとする海外経済の減速や半導体を含むIT関連需要の調整が下押し圧力となった。
中国向け輸出の減少と原油価格の上昇が要因とみられる。
日銀短観の推移。
大企業製造業が大幅下落。 非製造業は、少しだけ下落。
これは、中国向け輸出の悪化が原因だろうなあ。
まあ、それでも4年前ぐらいのレベル。 これからまだまだ悪くなるんだろうなあ。 米中貿易摩擦の影響で。
1月に中国への輸出が急落。 2月には、なぜか中国からの輸入も急落した。
日本経済が好調と言っても、日銀短観はリーマンショック前のレベルだったということかな。
バブルの頃には遠く及ばない。
新元号効果で一旦上がって、下落した。
短観のせいかどうかは、わからない。
おまけに、ドイツの製造業購買担当者指数(PMI)を紹介。
ドイツの製造業購買担当者指数の推移。
急落している。 50以下だと不景気。
リーマン以降では、最低レベルだ。
ここにも中国の影響が。