米欧の企業債務が増大していて、IMF等が警鐘を鳴らしているらしい。
金融危機対応として長らく続いてきた米欧の低金利政策により、信用力の低い企業の借金が拡大。 特に米企業が発行する低格付けの高利回り(ハイイールド)債や、信用力が低い企業向け融資のレバレッジドローンの残高増加が問題視されている。
額を見てもピンとこないので、こういう時比較されるのは、リーマンショックの2009年だろう。
ハイイールド債は、2009年を遥かに超えている。
それよりもはっきり問題なのは、信用力が低い企業向け融資のレバレッジドローンだろう。
米国はリーマン越えしているが、欧州もリーマン越えをした。
仮に金利が急上昇すれば、債務を返せなくなる企業が続出して、連鎖倒産が起こる可能性がある。
FRB (米連邦準備制度理事会)は、今利上げを休止しているが、もし再開し出したら、危ないかもしれない。
まあ、しかし米中貿易戦争をやっている最中に、そんな馬鹿なことはしないだろうが、利上げはしなくても、やばそうだね。
米中貿易戦争は、どう見てもリーマンショック級の不況をもたらしそうだからなあ。