テクニカル分析に使われるコポック指標というのがある。
これについては何回か記事を書いている（こちら）。
コポック指標とは、
計算方法は、まず当月の月中平均株価を前年同月の月中平均株価で除して騰落率を求め、10か月間の加重平均値をとります。指標が上向きに転じたときを買いシグナル、下向きに転じたときを売りシグナルと判断します。やや長期的な判断手法であり、特に買いポイントを探るのに適した手法です。
コポック指標と日経平均株価（月平均）の推移。
トランプ大統領の誕生によって、株価が上がっているのは事実だけど、自分はこのコポック指標の推移を見て、株価上昇の時期だったと見ている。
今は、完全に上昇気流にのっているので、これがいつまで続くのかというのが問題。
2015年の上昇の時は7か月続いた。
今度も同じくらいだとしたら、あと3か月くらいかな。
ただ、トランプ大統領がどう出るかで、乱高下しそうだけど。
特に、就任早々、中国を為替操作国に指定して、関税等の対処をするかどうかが、最初の波乱要因かな。