英国が31日、欧州連合(EU)から離脱し、47年間に及ぶ加盟に幕を下ろした。2016年の国民投票から4年を経て、ブレグジット(英国のEU離脱)問題が節目を迎える。
英国がEUに加盟して、47年か。 案外、短いな。
さて、EUの財政配分がどうなっているのか、そのデータを見た。
EUへのトータルの需給額。 2017年。
ドイツが圧倒的に支給が多い。
1.53兆円で支給額全体の36%を占める。
英国が2位で、8900億円で、21%。
フランスが5300億円で、12%。
この3ヶ国で、69%を占める。
まあ、そうなるわな。
驚きは、イタリアが4位で、4900億円で11%なこと。 財政危機の状況にあるのにだ。
イタリアは珍しく巧く立ち回れていないな。 そりゃあ、EU離脱政党が現れる訳だ。
21%を支給している英国が離脱するのは、財政的に影響が大きいよな。
英国が抜けた分、支給を減らすのか?他国でカバーするのか。
一方、驚いたのは、受益国。
ポーランドが圧倒的に多くて、9900億円で、23%も占めている。
これは、ドイツが戦犯国の罪の意識で、ポーランドにお金を回しているんだろうな。
ギリシャも4500億円受益している。 そりゃあ、EUに残るわな。
面白いのは、ベルギーが2700億円も受益していることだ。
支給する側に回るべき国なのにな。
ま、こんなに不可解なことがまかり通っていれば、離脱したくなるわな。