Amazonの「Kindle Unlimited」を1か月間のお試し期間を経て、契約していた。
「将棋世界」を毎月読んでいたからだ。
ついでに、普通なら買わないようなマンガも時々読んでいた。
いつでも読めるから、そんなに読んでいたわけでもないが。
ところが、今月から将棋関連のコンテンツが激減していた。
「将棋世界」を含めて。
これじゃあ、魅力半減。
解約した。
なんか、講談社作品が千件超、光文社も全550作品、さらに小学館も170~180作品が「Kindle Unlimited」から削除されたようだ。
大量削除だね。
アマゾンはダウンロード数に応じて出版社に利用料を配分するとしているが、年内に限っては規定の配分に上乗せして利用料を支払う契約を結んでいたようだ。
ところが、想定以上の人気で、出版社に支払う予算が不足したため対象から外した模様。
要は、人気作品ほど損するから、削除したという情けない話。
しかも、出版社に相談することなく、配信の一方的な停止をしたようだ。
横暴極まりないね。
さすが、アメリカの大企業、やることが汚い。
まさに、信頼を失う商売の仕方だ。
申し訳ない、と謝って、大損害を食らうから、配信を停止させて下さい、というのが筋。
日本なら、それでも今後のことを考えて、通ると思うんだけどなあ。
アメリカは、そんなことが通用しない契約社会だから、ゴリ押ししかないと判断したんだろうね。
事業の大失敗の上に、日本の出版社のみならず、読者の信用まで失った。
まあ、大悪事を働いた訳でもないから、そこまでダメージはでかくはないだろうけど。
自分も損した訳ではないから。
むしろ得してるからね。
これで、amazonが失敗してくれたおかげで、同じ定額制の電子雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」と「dマガジン」がどう出るかだね。
安心して、気を緩めるのか?
これをチャンスと見て、さらに攻めに出るか、面白そう。