地方の財政収支は、黒字というのを知って、驚いた。
2005年からずっと地方の基礎的財政収支は、黒字だ。
国も地方もダメダメと思い込んでいたのだが、違うんだな。
もっとも、地方は国から地方交付税交付金を貰っているので、トータルで見ないとダメなんだが。
リーマンショックで大赤字になって、今持ち直している所かな。
リーマンショック前の2007年で-5兆円までいっているので、東京五輪時には、そこまでは行けるだろうという感じ。
ちなみに、国の財政収支がプラスだったのは、1980年以降では、バブル前後の1988~1992年の5年間のみ。 プラスにするのは、難しいよ。
大きな変動はない。
地方交付税交付金をゼロにしても、国の財政は黒字にはならないな。
ふと、地方の財政規模ってどれくらいあるんだろうと思った。
2014年で、国が70兆304億円(全体の41.7%)、地方が97兆8,174億円(同58.3%)。
地方の方が多い。
これにもびっくりだ。
地方の財政改革を真剣にした方が、効率的なような気がする。
地方の役所が中央官庁より効率的に財政をやっているとは、思えないからなあ。
諸費用の地方負担率を上げて、地方財政を赤字にして、黒字化努力を図った方がいいよ。
地方の積立金が21兆円もあるらしいから。