富士山の次の噴火は2150年?

 富士山は、とても好きな山。
富士山の麓近くに旅行した時、電車がカーブした所で、いきなり富士山の姿が目に入ってきた。
あの初めて近くで見た時の感動を今でも忘れることはできない。 雪を頂いた富士山は美しいからなあ。

 さて、富士山は4つの火山が積み重なって、作られているそうだ。
数十万年前、1000m程度の山ができたのが最初。
20万年前に2階建てになり2000mの高さに、10万年前に3階建てになり3000mの高さになった。
最後に、1万年前からの火山活動で、今の高さになっている。

 富士山の噴火の歴史は9世紀以降は古文書があってかなりわかっている。
864年の貞観噴火と1707年の宝永噴火。
大噴火によって空洞ができたマグマ溜まりに深部らマグマが供給されて、そこが満杯になると、次の噴火が起こるというメカニズムだそうだ。
貞観噴火では、1.3km^3、宝永噴火では、0.7km^3のマグマが噴出されたそうだ。
1.3km^3の空洞を埋めるのに、843年かかったので、0.7km^3の空洞を埋めるには、454年かかることになる。 
ということは、次の噴火は2150年ということになるらしい。
たった二つの噴火データで予想するのはちょっと無理があるし、深部からのマグマの供給スピードが変わらないという仮定も入っている。

 しかし、案外正しい考え方のような気がした。 記事を読んだ時。
2150年だと、まだ130年くらいある。
プラスマイナス50年程度の誤差はあるだろうけど、自分の生きている間は、ないかな。
これは、対策を打てと言っても、ないだろうなあ。
どうしようもない。 予想精度を上げて、直前になったら避難するぐらいだなあ。
ふと、地震はどうなっているんだろうと調べたら、
江戸時代の宝永地震M8.6が起こった49日後に富士山が噴火した(宝永噴火)。
当時、地震と噴火のダブルパンチを喰らったみたいだ。
これは、ひとたまりもない。

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