昨年末から株を始めたばかりだけど、おとつい初めての損切りをした。
買っていたのは、野村の日経225連動型上場投資信託(1321)。
いや~、損切りというのが、こんなに心理的に抵抗が強い物とは、思わなかった。
だから、頭では早めに売るべきと思っていても、ずるずると保持してしまった。
日経平均が爆下がりの最中、持ってるのが苦しくなってきたので、先週金曜日にやっと売り払うことができた。
2度とこんな目に会わないためにも、ちゃんと分析しておこうと思う。
ETF購入(1)は、ギリシャ危機の最中に購入した株。
購入した次の日に、激下がりした時は、あせったが、安値で買えた安心感もあり、長めに持とうと思っていた。
それでも、9月中頃の米国の利上げまでの適当な時期に売ろうと思っていた。
ETF購入(2)は、企業の決算発表が好調なのが予想されるので、ちょっと買ってみようと買った株だった。
そして、運命の日の8/11。
日経平均は、今年最高値に近づいていた。
この日、朝から売ろうと考えていた。
このブログを書いていて、様子を見て売ろうと思っていたら、10時頃急に200円急落した。
なぜ下がったのか、すぐには理由はわからなかったが(元の切り下げ)、売るのをやめた。
これが運命の分かれ目だった。
大儲けを逃した気持ちが残って、何となく待ちの気持ちになった。
日経平均は、しばらく落ち着いていたが、3日間で急落したのだった。
決算発表が終われば、上がる要素は一つもなかった。
下がる要素は、いつあるかわからない元の切り下げ。
上海株の暴落。 天津爆発事故の影響。 最後には朝鮮戦争の可能性まで出て来た。
下がる要素のオンパレードだったのに、何となく損切りに心理的抵抗感があったのだ。
負けを認めるようで。
ETF購入(1)が安値で買えていたので、ETF購入(1)と(2)を合わせて、プラマイゼロまで我慢しようという気持ちもあった。
どう考えても、理性的な判断ができてなかったね。
今の相場は、上げ相場。
こういう、元の切り下げ、上海株の暴落、天津爆発事故のような突発的な出来事に注意を払ってさえいれば、儲けることができるだろうと考えていたのに、そう行動できなかったのが、情けない。
しかし、最初はむしゃくしゃしてたけど、2日経って、厄介物を売り払って、すっとした気分でいるのが、自分でも笑ってしまう。
まあ、いい教訓になった。
こういうのは、経験して身に沁みなければ、身に付かないもの。
今後に生かそう。
幸い、今年トータルでは、まだプラスだし。