株価が急上昇した。
月曜日にETFを売却したのが、悔やまれる。
ギリシャ危機が回避されそうと、判断されたからだようだ。
ニュースを見る限り、自分には怪しげに見えたのだが、金融屋さんがそう判断したのだから、そうなのだろう。
日銀によるETF購入から考えてみる。
以前、株式購入額が100億円なら、日経平均は25円上昇と書いた(こちら)。
今年の日銀による累積ETF買入れ額。
その効果による、日経平均の推定値。 そして、実際の日経平均の推移。
今年の日銀による累積ETF買入れ額は、15,257億円。
他による株の売買がないと仮定すると、株価は、年初の17,409円から21,140円になると推定される。
そういう意味では、現在の20,924円は、妥当ということになる。
今度は、裁定買い残について。
裁定買い残の推移
青線:買いポジション。 緑線:買いポジション+買いの翌限-売りポジション-売りの翌限。 赤線:日経平均。
裁定買い残が、決済日6/12以降、激減して減ったままだった(こちら)。
それが、日経平均が下がったままだった原因だと思う。
裁定買い残のデータが2日前までしか公表されていないので、まだはっきりしないが、多分ここ2日で、裁定買い残が急上昇しているのではないかと、思う。