1970年以来50年も続いていた米の減反政策が今年から廃止されたそうだ。
今までは、国が示す生産目標の上限を守っていれば、生産者には国から10アール当たり7500円の補助金が直接支払われていた。
今年からその生産目標数量がなくなって、補助金もなくなったそうだ。
これは、大改革じゃないか、無駄な税金が減って良かったよ。
その割には、報道されていないような気がするが。
もっとも、生産目標数量はなくなったけど、目安は政府から示されているらしい。
だから、縛りがなくなったけど、米の生産が増えるということでもないらしい。
実際には、米の生産量は減少して、米価も前年と同額か上昇すると予想されているようだ。
なんだ、安くならないのか。
しかし、安くなって補助金もなくなったら、農家も苦しいだろうから、それでいいんだろうけど。
あと、補助金も、飼料用米・加工用米・麦・大豆の生産には補助金が出されているので、減反目的に相変わらず税金は使っているようなので、凄いインパクトがある訳でもないみたいだ。
しかし、減反政策の悪口が言われて続けて久しいけど、それが廃止されて、政治も何とか動いているんだなと、ちょっと驚いた。