日銀が、インフレ目標を2%にしているが、それがいいのか悪いのか、どうもよくわからない。
先進国と新興国のインフレ率の推移のデータを見たので、紹介。
先進国と新興国のインフレ率の推移。
先進国は、2000年以来、平常時ならずっと2%前後にあったようだ。
こういうデータを見ると、インフレ目標2%が正しいのかなあと思ってしまう。
ただ、実質値上がりしているのは、サービスと公共関係の費用で、工業製品とかはあまり値上がりしてないんだけどね。
いわゆる輸出品以外が、値上がりしていることになる。
サービスとか公共関係の費用は、海外との価格競争がないから、国内事情のみでどんどん値上がりしていく。
そういう意味では、インフレ率の低い日本は、ある意味健全のような気がする。
物以外の値段が物の値段より不当に高くなることになっていないから。
ま、それはそれとして、リーマンショック前には、高いインフレが起こっていたんだなあ。
そういう記憶がないんだが。
あと、2015年にインフレ率が異常に低くなっている。
これは、原油価格下落105⇒45ドルが原因かもしれない。
先進国のインフレ率は、チェックしておいた方がいいかも。
あと、新興国のインフレ率が、低下してきている。 いずれ、同じような値になる運命なのかな。