2ドルの日本製トイレが途上国の命を救う。

 「日本のトイレが発展途上国の命を救う」という記事を読んだ。

 LIXILが開発したプラスチック製トイレが発展途上国の衛生環境を大幅に改善し、多くの人の命を救うことができると。

 世界中で23億人のうち9億人近くが野外で排便していて、それが伝染病を引き起こす要因になっている。
この問題を解決するために、日本のメーカーLIXILが、簡単で低コストで取り付けが容易なプラスチック製トイレ「SATO」を開発。このプラスチック製トイレには、排泄物を流す弁が付いていて、弁が密閉されている時にはハエやその他の虫が排泄物に付くのを防止し、同時に異臭もカットできるという。これにより多くの病気の拡散を防ぎ、野外トイレの安全と衛生問題を解決できると。
「SATO」は1つあたりの価格が2ドル(約220円)足らずで、これまでに15カ国へ180万個を販売したという。

 へ~、これは凄いなと思ったんだが、便器は安いけど、その流した先はどうなるんだと思った。
わざわざ調べてみると、こんなシステム。

便をコンポスト化し、肥料に変える仕組み。 おしっこからは液体肥料、うんちからは堆肥をつくる。
そして、都市部で出る排泄物を肥料として郊外へ届ける。ビジネスにしようと(こちら)。
安全・衛生と言っても、アフリカは動いてくれないので、ビジネスにすると。

 なるほど~。
ただ、便器は安くても、下のコンポストの部分はある程度値段はするんだろうねえ。
そこは、堆肥化でお金は回収できますよということみたいだけど。
LIXILの人がケニアで頑張っているみたいだけど、大変みたい。
いいとわかっていても、動かないから。 

 ちなみに、内のトイレはLIXIL。 

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