先週の日曜日、フランスのテレビ局「BFMTV」に出演したマクロン仏大統領は、”アフリカ大陸における人口の爆発増は、ヨーロッパに前例がないほどの「大移民時代」をもたらすだろう。”と述べ、欧州諸国とアフリカ諸国が運命共同体であると主張した、そうだ(こちら)。
これには、ひっくり返った。
頭おかしいんじゃないか。
もっとも、サッカーフランス代表を見ていると、白人の方が黒人より少ないという現実があるから、アフリカ系が多人数になることに対して、抵抗感が少ないのかな。
しかし、それはいわゆるリベラルと称される人達だけだと思うけどなあ。
傲慢とも思える所があるフランス人一般が、とても許容できるとは、思えないが。
現実を見ないおかしな理想にとりつかれているんだろうなあ。
欧州人は、人種差別主義者・レイシストと呼ばれるのを何より恐れているみたいだから、反対できないというのが、真実かもしれない。
それか、深層心理として横たわる過去の植民地政策への贖罪意識によるものか?
欧米人は、過去の植民地政策を決して謝罪しないけど、彼らの頭の中ではどうやって折り合いをつけているんだろう。
不思議だなあ。
頭おかしいのは、メルケルだけだと思っていたら、マクロンもかという感じだ。
彼ら二人がEUのツートップなんだから、そしてドイツとフランスから流入した移民たちが、EU内を自由に動けるようになるんだから、EUもお先真っ暗だな。
まあ、アメリカみたいになれるのなら、まだマシだけど。 彼らは、多民族の寄せ集めだけど、まだ愛国心があるみたいだから。
愛国心は、戦争をさせるけど、自国をまともな国にとどめておく原動力でもあるからねえ。
一見高いモラルある世界みたいに見えるけど、実情はモラルなき世界になって行くんだろうなあ。
それにしても、イギリス人はEU離脱という賢明な判断をしたように思える。
情報国家だし、現実的な判断をする国民だからかなあ。
コメント
アメリカは全員が外国人みたいなものだからいいかもしれないが、フランスは外人差別とか激しそうだなあ