「デトロイト美術館展 」  ~大阪市立美術館~

 大阪市立美術館で「デトロイト美術館展」 -大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち- を見てきた。

 デトロイト美術館のコレクションの中核を成しているのが、モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、マティス、ピカソなど印象派、ポスト印象派の作家による作品です。
本展では、数々の傑作の中から選りすぐりの、日本初公開15点を含む全52点をご紹介します。とのことです。

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◆第1章 印象派

 モネ、ルノワール、ドガの絵が何点かあったけど、イマイチだね。
アメリカの美術館の印象派の絵には、イマイチな絵が多い。
見る目がない人が、金にまかして買ってる場合が多い。

◆第2章「ポスト印象派」
 セザンヌの「サント=ヴィクトワール山」の縦長の絵なんて、初めて見た。
やっぱり、横長の方がいいね。

ゴッホの自画像は、何の考えもなしに見ると、オランダの野人だな。

◆第3章「20世紀のドイツ絵画」
ベックマンの絵がいいね。
黒の輪郭線が力強い。

◆第4章「20世紀のフランス絵画」

 ★マティス「窓」
マティス「窓」

 この絵が本展で一番気に入った。
水色の世界。 すがすがしい世界。
よく見ると、物の境界がどうなっているのかわかりにくいのだが、そんなことよりも色面構成を重視しているのだろう。

 最後に展示室出口の外に飾られていたのは、デトロイト美術館のデイエゴ・リベラの大壁画のスクリーン。
アメリカの当時の近代的な工場で働く労働者たちを描いている。

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さすが、リベラ。 迫力がある。

 ちょっと絵の作品数が少ないし、その割に、いい絵も少なかった。
ヨーロッパの美術館に比べれば、物足りないね。

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