昨年の12月の話になるけど、MIHO MUSEUM で 「開館20周年記念特別展」桃源郷はここ―I.M.ペイとMIHO MUSEUMの軌跡 を見てきた。
全展示室を使ってMIHO コレクションの名品を展示する展覧会。
「聖なるもの」「美しきもの」を求めて形成されたMIHO コレクションの精粋を楽しめる展覧会、とのこと。
陶磁器・仏教美術と展示が続き、
★ 地蔵菩薩立像
珍しく、鋭い眼光をしている。
★ 鳥獣人物戯画断簡（甲巻）
2014年に京都国立博物館での「鳥獣戯画と高山寺」で鳥獣戯画を堪能したが、これは断簡。
やっぱりいいねえ。
★ 乾山銹絵染付掻落絵替汁次
乾山の器のデザインは、今見ても斬新で美しいなあ。
★ 綴織 「蓮華弥勒像」
焼失した法隆寺金堂壁画・二号壁に描かれた半跏思惟菩薩像にあらたな創意を加えて制作された綴織。
綴織でも、一目見た瞬間、凄いと思った。
2000年の東京国立博物館での「日本国宝展」で見た法隆寺金堂壁画の模写、2008年の奈良国立博物館での「法隆寺金堂展」で見た全壁画の模写を見た時の感動を思い出した。
他にもいい作品はあるけどここで結構見てるからね。
見たことなかった作品について、書いた。