西宮市大谷記念美術館で、「メスキータ展」を見てきた。
19世紀末から20世紀初頭のオランダで活躍した画家、版画家、デザイナー。 ユダヤ人であったメスキータは、すでに75歳だったが、家族もろともゲシュタポに逮捕され、アウシュヴィッツで亡くなった。 彼の日本で初めての回顧展。
日曜美術館で「だまし絵」の「マウリッツ・エッシャー」の回で、彼の師匠としてメスキータが紹介されていた。
その時見た版画が印象的だったので、今回の展覧会も見てみようかと。
この黒と白の世界。 独特だよね。
ちょっと暗くてキツいイメージかな。
インパクトがあるというか、目を引く絵だ。
何のことはない肖像画だけど、こういうのもいい。
こういうのも気に入るんだから、自分の好きなタイプの画家なのかな。
メスキータは、多くの時間を費やして、無意識的にドローイングを多数描いている。
「10点のリトグラフ集9」
こういう絵。
自由に空想を膨らまして、描いている。
見ていると、自分も描きたくなってきた。
大谷記念美術館で展覧会を見た後は、その庭を歩くことにしている。
季節の花が咲いているから。 狭いけど、いい庭だし。