西宮市大谷記念美術館で 「2018 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を見てきた。
1964年から続く、世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」では毎年、絵本原画のコンクールが行われている。5点1組のイラストを用意すれば誰でも応募できる公募展で、今年は約70カ国3053作品の応募があり、日本人10名を含む25カ国77作家(うちユニット3組)が入選、その全ての入選作を展示した展覧会。
2014年から5年連続で見に来ている。
新鮮な目で見れるのが、いい。
毎年、イタリア人の絵がセンスがあるなあと感心する。
今回は、日本を含めアジアの絵が良くなかった。 日本は酷かったなあ。
★アンドレヤ・ベクラール(スロヴェニア) 「わたしのお月さま」
この人の絵が一番好きだった。 美しい抒情の絵。 幻想的な絵。
まさに「わたしのお月さま」という絵。 絵本らしい絵だった。
★佐藤文音 「ヘンテコ猫を探しに旅をする」
プロの絵本作家という感じの絵。
★モニカ・エルナンデス(イタリア) 「提督ヴィルリジオ」
ズボンと足のラインが、独得で見ていて、面白いなあ感じさせる絵。 とてもセンスを感じる絵だ。
★ジャン・マラール(フランス) 「セコイア杉の・・・」
すかし絵を重ねたような。 色合いが美しい。
この美術館の庭がお気に入り。
展覧会を見終えた後、いつも美術館の周囲の庭をぐるっと回る。
その時々の花が咲いている。
夏は少ないかな。