兵庫県立美術館で 「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」を見てきた。
レイモン・サヴィニャック(1907-2002)はフランスを代表するポスター作家。
彼のポスターは、身近な食料品や日用品からシトロエンやダンロップ、ティファールなど実に多様な広告を担ってきて、その巨大なポスター群はパリの街角を賑わせた。 そのサヴィニャックの世界を紹介する展覧会。
彼を有名にしたデビュー作で代表作。
この石鹸は牛の乳から出来てますよ、と明快に訴えかけてくるし、ユーモラス。
日本のメーカーのポスターも手掛けている。
高さが異なる子供を椅子の上に立たせることで同じ高さにしている。
そういう工夫に味があって、かわいらしくなる。
このような明快でユーモアがあって、様々な工夫もなされているポスターがずらっと展示されていた。
色も明るいスカッとした色で気持ちがいい。
これらのポスターは、身長大の大きさで、パリの街角に広告として飾られていたのだ。
その写真も展示されていた。 白黒なのが残念だけど。
当時は、さぞインパクトを与えていただろうなあ。
ポスターなので、短時間で見終えてしまったので、美術館の南のテラスに出て見た。
ここは、殺風景でもあるけど、気持ちが良くて好きだな。