京都国立博物館で「特集陳列 生誕300年 与謝蕪村」展を見てきた。
特集陳列は、常設展に混じって、展示される。
平成知新館の1~3階が使われていた。
1階の常設展では、仏像がよく展示されている。
地蔵菩薩が、ちょっと放心したような尊い表情でよかった。
金剛力士像も、東大寺南大門のと結構似ていて、迫力あったな。
さて、「与謝蕪村」展は、2階の2部屋を使って展示されていた。
屏風の大作が多かった。
★「倣王叔明山水図屏風」
荒い筆致だが、それが素朴で動きのある画面を作っていた。
★「山水図屏風」
近くで見ると、力強さと何とも言えない豊潤さを感じたのだが、離れてみると、なぜか全然良くなかった。
★「奥の細道図巻 部分」 京都国立博物館
★「竹渓訪隠図」
実に繊細で瑞々しい竹林の緑。
特集陳列は、点数が少ないので、物足りない。
しかし、常設展示がいいので、まあまあかな。