後山 (3) ~まとめ : 気持ちの良い笹原の稜線歩き~

 岡山県と兵庫県の県境にある後山1344m登った(2016/04/30)。
山崎ICから、29号線で北上、429号線で西へ、72号線で後山の北側へ、ちぐさ高原少し手前の駒ノ尾
登山口の前にある駐車スペースに車を停めた。山崎ICから1時間くらい。

後山 016 (640x480)
駒ノ尾登山口の前にある駐車スペース
後山 020・鍋ヶ谷林道入口 (640x480)
道路を少し戻ると、鍋ヶ谷林道入口。
ここに入っていく。
後山 021 (640x480)
林道をずっと登っていく。 50分くらい。
後山 027・舟木山登山口 (640x480)
右手に舟木山登山口。 ここから登山道に入る。
ここまで、車で来れそう。 ただ、途中少しがたがたしたり狭い所もあるが。
2~3台ならスペースもある。
後山 028 (640x480)
少し苔むした、踏み跡の薄い道を登っていく。
後山 040 (480x640)
やがて植林の中の道になる。
後山 041 (640x480)
ここで、直登から斜面を左に横切るような登りに変わる。
後山 042 (480x640)
ちょっと細くなって、滑りやすい道になる。
後山 045・尾根出会い (640x480)
結構歩いて、尾根に出会う。
これは、振り返って撮った写真。
後山 049・後山 (480x640)
ここからは、東へ、後山への気持ちの良い稜線歩きとなる。
後山 050・日名倉山 (640x480)
右手には、一目見て、おおーっ素晴らしいと思わず唸ってしまった景色が。
左が、日名倉山。
後山 055・後山頂上 (640x480)
一登りすると、後山頂上。
後山 069 (640x480)
西側には、これから歩く、舟木山・鍋ヶ谷山・駒ノ尾山と続く稜線が見える。
まあ、展望はいいが、後で出会う展望が素晴らしいので、これくらいで。

ここで昼飯を食べて、出発。

後山 080 (480x640)
舟木山へと続く稜線を歩く。
後山 083・舟木山頂上 (640x480)
舟木山頂上。
後山 094 (640x480)
少し歩くと、後山キャンプ場への別れ。
まっすぐ進む。
後山 098・駒ノ尾山 (640x480)
これから歩いていく、駒ノ尾山・大海里山・ダルガ峰が見晴せる。
後山 105 (640x480)
笹原の稜線歩きが実に気持ち良い。
後山 122 (640x480)
カラマツがまばらに生える道を登って、
後山 123・鍋ヶ谷山頂上 (640x480)
鍋ヶ谷山頂上。 なだらかな頂上のいただき。
後山 127・駒ノ尾山 (640x480)
駒ノ尾山へと向かって、笹原の中を歩いていく。
後山 132 (640x480)
この辺りは、駒ノ尾山へと向かっていると、見る角度が変わって、景色の変化が面白い。
後山 141・駒ノ尾山 (640x480)
駒ノ尾山の頂上が近付いてきた。
後山 142・避難小屋の別れ (640x480)
頂上手前の避難小屋の別れ。
ここは、まっすぐ。 後でここを右に行く予定。
後山 156・駒ノ尾頂上 (640x480)
駒ノ尾頂上。
山頂の石碑の周りに大きな石が配置してあるのが、面白い。
休憩に丁度良い。
四方に眺望がとても良い。
後山 146・大海里山、ダルガ峰 (640x480)
これから行く、大海里山、ダルガ峰が目の前に見える。
後山 155 (640x480)・那岐山
西方には、那岐山。 いずれ登りに行く予定。
後山 157・後山 (640x480)
後山を一番奥に、舟木山・鍋ヶ谷山と今まで歩いてきた道のりが見える。
これは、気持ちの良い景色だ。
ちょっとゆっくり休んだ後、大海里山、ダルガ峰に向かう。
後山 163 (480x640)
先ほどの避難小屋の別れに戻って、左に行く。
ここも尾根道が続く。
後山 165・大海里山 (640x480)
木の間に大海里山が見える。
後山 168・大海里谷 (640x480)
鞍部の十字路に到着。
車を停めた所の前の駒ノ尾登山口からここに登山道が続いている。
後山 169・大海里山迂回ルート別れ (640x480)
少し行くと、また別れ。
左に行くと、大海里山を迂回するルート。
ここは、まっすぐ大海里山へ。
後山 170 (640x480)
直登りしていくと、頂上手前で急な岩場になる。
長く歩いてきた身には、登るのがしんどかった。
逆ルートで降りる時は、しんどいだろうな。
後山 184 (640x480)
岩場を登ると、さらに奥に頂上がある。
振り返ると、絶景が広がっているのだが、頂上でも同じ景色が見えるので、頂上に行った方が良い。
後山 185・大海里山頂上 (640x480)
大海里山頂上。
絶景が広がっている。
解放感がある眺望だ。
後山 192 (640x480)
三室山を初めとした、東方の山々が見える。
後山 179・後山~鍋ヶ谷 (640x480)
後山~鍋ヶ谷の連なりも見える。
後山 188 (640x480)
先ほどまでいた、駒ノ尾山が見える。
先ほどは、こちらが見えていたんだが。
眺望を楽しんだ後、ダルガ峰に向かう。
後山 200 (640x480)
緩いが滑りやすい踏み跡の薄い道を下っていく。
後山 208 (640x480)
大茅スキー場との別れ。
ここはまっすぐ、ちくさ高原へ。
後山 209 (640x480)
自然林が濃くなる。
後山 210・ダルガ峰 (640x480)
平坦なダルガ峰頂上。
後山 211 (640x480)
自然林の中を。
後山 212・ちくさ高原への別れ (640x480)
ここは、右のちくさ高原へ。
後山 213 (640x480)
自然林を抜けると、
後山 215・リフト上 (640x480)
スキーリフトの上に出た。
ここは、左の草原を進んだ方が良かったのかも知れなかったが、迷った挙句、パトロール詰所の右手から下る。
後山 217 (640x480)
つづら折りの道を下ると、
後山 219 (640x480)
スキー場の斜面に出た。
ここを下ったのだが、フェンスが張られていて、下に抜けることができない。
困った。
後山 221・リフト下 (640x480)
しょうがないので、左に左にと、斜面を乗り越えて、進んでいくと、道に出た。
ここを下って、やっと道に出た。
ここからは、道路を下って、駒ノ尾登山口の前にある駐車スペースに戻った。

 長い尾根歩きがとても気持ちの良い山登りだった。
移り変わる展望が、面白い。
笹原の丈が少し高いので、ずっと展望が良いわけではないが、要所要所の展望が素晴しい。
歩きがいがあった。

map1-r-c (640x499)
今回の後山 のコースです。

(コースタイム)
駐車スペース10:00 → 舟木山登山口10:50 → 11:50尾根出会い11:55 → 12:15後山頂上12:40 → 13:00舟木山頂上13:05 → 13:35鍋ヶ谷山頂上13:40 → 14:05駒ノ尾頂上14:15 → 15:00大海里山頂上15:10 → 15:35ダルガ峰頂上15:45 → スキーリフトの上16:00 → スキーリフトの下16:30 → 駐車スペース16:50

後山 の登山で出会った樹木を紹介します。
map1-r-t (640x499)
樹木の地点です。

後山 117 (640x480)
カラマツの小群落(地点A)。。 
この木は、見映えがする。
後山 119・カラマツ (480x640)
カラマツ。
後山 120・カラマツ (640x480)
網目状、縦に裂けるのカラマツ樹皮。
後山 121・カラマツ (640x480)
短枝に束生、長枝にらせん状につき、明るい緑色のカラマツの葉。
日本産では唯一の落葉針葉樹。
芽吹いてきたところ。
後山 107・オオカメノキ (480x640)
オオカメノキ。
後山 108・オオカメノキ (640x480)
オオカメノキの樹皮。
後山 109・オオカメノキ (640x480)
円形の葉で、基部が湾入するオオカメノキの葉。
後山 110・オオカメノキ (640x480)
白い大きな花の装飾花と、それに囲まれた小さなつぶつぶの両性花。
大きさに違いがあってもちゃんと5つに分かれているオオカメノキの装飾花の花弁。
ヤブデマリの装飾花の花弁は不規則に五深裂し、1~2個の裂片が極端に小さい。
後山 129 (480x640)
サラサドウダンの花季には、まだ早い(地点B)。
多分、サラサドウダンだと思うのだが。
葉も花もないので、見分けがつかない。
後山 130 (640x480)
樹皮。
後山 131 (640x480)
芽?。
後山 201・マンネンスギ (640x480)
マンネンスギの生息地らしい(地点C)。
大海里山からの下山途中にあった。
後山 202・マンネンスギ (640x480)
マンネンスギ。
そういえば、山で何度か見たことがある。
スギの幼木かと思っていたら、ヒカゲノカズラ科のシダ植物だったとは。
県によっては、絶滅危惧I類の指定を受けているそうだ。
後山 204・マンネンスギ (640x480)
マンネンスギ。
後山 223・タムシバ (480x640)
コブシ。 駐車スペースの所で、3本とも満開だった(地点D)。
後山 224・タムシバ (640x480)
灰色~灰褐色で、皮目が多く縦に並ぶ、コブシの樹皮。
後山 225・タムシバ (640x480)
コブシの花。
後山 226・コブシ (640x480)
6枚の花弁の白い花。 
花の下に葉があるので、タムシバではなく、コブシ。

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